ＪＥＩＴＡ、９月の民生用電子機器国内出荷実績など発表

２０１０年９月民生用電子機器国内出荷実績


９月の概況

　民生用電子機器の９月出荷金額は３，３４８億円、前年同月比１２６．２％と１４ヶ月連続でプラスとなった。

　分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、２，５５９億円、前年同月比１３５．３％、１６ヶ月連続でプラスとなった。

　音声機器国内出荷金額は、１２４億円、前年同月比１９０．７％と２ヶ月連続でプラスとなった。

　カーＡＶＣ機器国内出荷金額は、６６５億円、前年同月比１０５．９％と１２ヶ月連続でプラスとなった。


製品別の動向

　○９月の薄型テレビ計は２，１８５千台、前年比１９１．５％と二桁増が続いている。単月実績で２００万台超となるのは、２００９年１２月、２０１０年３月に続き３回目である。
　また１月からの累計は１４，５２４千台となり、９月時点で過去最高であった２００９年計を上回った。

　○サイズ別では、２９型以下が６７３千台、前年比１８６．２％、３０〜３６型が８３２千台、同２２８．８％、３７型以上が６８０千台、同１６３．５％である。　

　○９月のＢＤレコーダ／プレーヤは４３５千台、前年比１７６．５％と引き続き好調に推移している。
　　その内訳は、ＢＤレコーダが４０９千台、同１７５．５％、ＢＤプレーヤが２６千台、同１９４．１％であった。

　○一方、ＤＶＤビデオは１７４千台、前年比７４．８％と、前年割れが続いている。
　　その内訳は、ＤＶＤ録再機が８１千台、同７３．１％、ＤＶＤ再生機が９３千台、同７６．３％であった。　

　○ビデオ一体型カメラは２３９千台、前年比１１５．２％と８ヶ月連続でブラスとなった。　

　○ステレオセットは５２千台、前年比８６．８％と８ヶ月ぶりにマイナスとなった。

　○スピーカシステムは４１千台、前年比１１５．８％と、９ヶ月連続でプラスとなった。　

　○カーオーディオは、カーステレオ本体（カセット）が、８千台、前年比４８．９％、カーＣＤプレーヤが３６８千台、前年比１０２．９％となった。

　○カーカラーテレビは５６千台、前年比１１６．７％と８ヶ月連続でプラスとなった。カーＤＶＤは２７千台、同１３４．１％と１１ヶ月連続でプラスとなった。

　○カーナビゲーションシステムは５１７千台、前年比１１９．１％と１６ヶ月連続のプラスとなった。ソース別構成比は、ＣＤ／ＤＶＤ−ＲＯＭタイプが６．６％、ＨＤＤタイプが４１．４％、フラッシュメモリその他が５２．２％であった。

　○ＥＴＣ車載ユニットは３０６千台、前年比４１．２％と１１ヶ月連続で前年割れとなった。


　※表・グラフ資料は、関連資料参照