Article Detail
新日鉄エンジニアリング、台湾の中龍鋼鉄向けのコークス乾式消化設備を2基受注
台湾/中龍鋼鉄向けCDQ(コークス乾式消化設備)2基受注について
新日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長 高橋 誠)製鉄プラント事業部(事業部長 沢 雅明)は、中龍鋼鉄(以下中龍)向けのコークス冷却処理能力140t/hの乾式消火設備(Coke Dry Quenching equipment/CDQ)を計2基受注いたしました。
中国鋼鉄(以下CSC)グループである中龍は、2006年より高炉一貫製鉄所として拡大しており、2010年の2月からは一基目の高炉操業が開始され、2013年末には二基目の高炉が立ち上がる予定となっています。今回のCDQは、上記一貫製鉄所の計画に伴い新たに建設されているコークス炉に合わせて設置されます。
今回は日本および中国他社との競合になりましたが、当社CDQの安定した稼働実績に裏打ちされた技術の先進性・信頼性とともに、当社の環境・省エネに対する高い意欲や価格が評価され実を結んだものです。今後もCDQのトップサプライヤーとして、CO2削減に貢献している環境省エネ商品の更なる拡販・普及に努めていきます。
当社はCSCグループとは長年友好関係を続けてきております。CSCグループおよび台湾において環境、省エネ関連分野への関心・ニーズも高まっております。今後ともCSCグループおよび台湾における鉄鋼業の発展およびCO2排出削減にも大きく貢献していきたいと思います。
【中龍鋼鉄の概要】
○本社所在地:台湾 台中市
○売上規模:387億台湾ドル(2010年度)
○主要製品:H形鋼
※英文リリースは添付の関連資料を参照