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栗田工業、ブラジルに水処理薬品の新工場を開設し順次本格操業を開始

2011-06-03

ブラジルで水処理薬品の新工場を稼働



 栗田工業株式会社(本社:東京都新宿区 社長:齊藤 浩)のブラジルにおける水処理薬品製造・販売子会社であるKURITA DO BRASIL LTDA.(本社:ブラジルサンパウロサンパウロ市、以下「KDBL社」)は、水処理薬品の新工場を、サンパウロ州アルツール・ノゲイラ市に開設します。

 KDBL社は、クリタグループの南米拠点として1975年に設立し、水処理薬品の製造・販売を行っています。ブラジルは鉄鉱石、ボーキサイトなど世界有数の生産量を誇る鉱産資源に恵まれ、近年ではエタノールなど新たなエネルギー資源の開発も進展し、これらはその高い経済成長を支えてきました。2010年のGDP成長率は7.5%にまで達し、2014年のサッカーワールドカップ、2016年のリオデジャネイロ五輪開催も控え、一層の経済発展も期待されます。KDBL社では、今後南米全体を含めて水処理需要の拡大が見込まれることから、水処理薬品の製造能力の向上を目的とした新工場を建設するものです。本社機能も新工場構内に移転し、営業・生産の連携やコスト・労務管理などの面でより効率的な事業運営を図り、業容拡大のための体制を強化します。

 新工場は、現工場の約2倍の製造能力を有し、6月から順次本格的な操業を開始します。建設地であるアルツール・ノゲイラ市はサンパウロ市の北西約150Kmに位置。近隣には石油、自動車、食品の大手企業工場も立地しており、高速道路等の整備によりサンパウロ市からのアクセスも良好な立地環境であります。

 クリタグループは、2009年4月にスタートした中期経営計画「MP−11」において、グローバル事業の拡大に取り組んでおり、ブラジル及び南米諸国の経済拡大に合わせて、幅広いお客様のニーズに応える製品を提供し一層の事業拡大を図っていきます。


<新工場の概要>
 所在地:ブラジル連邦共和国サンパウロ州アルツール・ノゲイラ
 生産品目:水処理薬品(ボイラ用水処理薬品、冷却水用水処理薬品、紙パルププロセス処理剤など)
 総敷地面積:約28,000m2
 建築面積:約6,000m2
 稼働開始時期:2011年6月

 ※KDBL社の現工場は、新工場への製造の移管が完了したのちに閉鎖予定です。


 <KDBL社の概要>
 商号:KURITA DO BRASIL LTDA.
 資本金:6.986百万レアル
 設立:1975年
 出資比率:栗田工業100%


以上

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