Article Detail
NTT東日本、「フレッツ 光ネクスト」でIPv6 PPPoE接続を提供開始
「フレッツ 光ネクスト」におけるインターネット(IPv6 PPPoE)接続の提供開始
およびIPv6アドレスによるインターネットサービスへの対応について
■NTT東日本は、IPv4のアドレス枯渇問題に対応するために、「フレッツ 光ネクスト(※1)」において、従来のインターネット(IPv4)接続に加えて、IPv6アドレスによるインターネット(IPv6 PPPoE)接続(※2)(以下、本機能)の提供を平成23年6月1日(水)より開始いたします。
■これにより、インターネットサービスプロバイダー(以下、ISP事業者)様が提供するIPv6アドレスによるインターネットサービス(以下、インターネット(IPv6)サービス)に対応します。
(※1) 「フレッツ 光ネクスト」の概要についてはhttp://flets.com/next/をご確認下さい。
(※2)平成21年5月19日の接続約款の認可申請時の報道発表において、インターネット接続機能のうち「トンネル方式」として説明した機能
1.本機能の概要
NTT東日本は、「フレッツ 光ネクスト」等のブロードバンドサービスにおいて、インターネット(IPv4)接続を提供しております。しかし、近年のインターネット利用者の増加により、現在のインターネット標準プロトコルであるIPv4のアドレスが枯渇し(※3)、割り当てるIPアドレスが無くなる事により、新たにIPv4アドレスを利用したインターネット接続ができなくなるという問題が予想されています。
この問題に対応するために、NTT東日本は「フレッツ 光ネクスト」において、IPv4と比較してアドレス数が飛躍的に拡張されるIPv6アドレスを利用した本機能を平成23年6月1日(水)より提供開始いたします。
本機能は「フレッツ 光ネクスト」の基本機能として、IPv6によるPPPoEを用いて、ISP事業者様が提供するインターネット(IPv6)サービス(※4)への接続を可能とするものです。本機能のご利用にあたりNTT東日本へのお申し込みは不要です。なお、現在インターネット(IPv4)接続をご利用のお客さまは、引き続き当該機能をご利用いただけます。
(※3)各ISP事業者様のIPv4のアドレスが枯渇する時期については、各ISP事業者様にご確認願います。
(※4)インターネット(IPv6)に接続するには、対応のISP事業者様との契約(別途月額利用料などがかかります)が必要となります。本機能に対応しているISP事業者様については、http://flets.com/next/ipv6_pppoe/isp.html (平成23年5月30日より掲載予定)をご確認ください。
* インターネット(IPv6)提供の背景の概要については【別紙1】、インターネット(IPv6)接続の種類(方式)については【別紙2】をご参照ください。
2.対応するアクセスサービス
フレッツ 光ネクスト ビジネスタイプ、ファミリー・ハイスピードタイプ、ファミリータイプ、マンション・ハイスピードタイプ、マンションタイプ
3.提供開始日
平成23年6月1日(水)
4.利用条件、料金等について
本機能をご利用いただくにあたり、「フレッツ 光ネクスト」の利用料に新たに加算される月額利用料はございません。但し、IPv6でPPPoE 接続を実現するための機器等(IPv6トンネル対応アダプタ(※5)等)をお客さまにてご用意していただく必要があります。
(※5)NTT東日本で提供するIPv6トンネル対応アダプタについては、本日(平成23年5月26日)発表の『「IPv6トンネル対応アダプタ MA−100」の販売開始について』をご参照ください。
5.本機能に関するお問い合せ先
(1)インターネットによるお問い合わせ先
http://flets.com (フレッツ公式ホームページ)
(2)電話によるお問い合わせ先
0120−116116
(年末年始(12/29〜1/3)を除き、午前9時〜午後9時)
《参考》 インターネット(IPv6 IPoE)接続(※6)の提供について
本機能の提供開始に続き、平成23年7月を目途に「フレッツ 光ネクスト」において、PPPoEを用いずにインターネットへの接続が可能となるインターネット(IPv6 IPoE)接続の提供を予定しております。インターネット(IPv6 IPoE)接続をご利用いただく場合は、別途お申し込みが必要となります。なお、「フレッツ 光ネクスト」の利用料に新たに加算される月額利用料はございません。詳細については決まり次第、別途お知らせいたします。
(※6)平成21年5月19日の接続約款の認可申請時の報道発表において、インターネット接続機能のうち「ネイティブ方式」として説明した機能
※ 関連資料参照
・【別紙1】インターネット(IPv6)提供の背景について
・【別紙2】インターネット(IPv6)の接続方式について