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フォード・ジャパン・リミテッド、SUV「フォード・エクスプローラー」を全面改良
フォード・エクスプローラーを全面改良
すべてが新しくなった次世代のリアルアメリカンSUV
フォード・ジャパン・リミテッド(本社:東京都港区虎ノ門4−3−13、代表取締役社長:ティム・タッカー)は、新型エクスプローラーを今秋より導入、これに先駆け5月24日より全国のフォード販売会社を通じて販売を開始、予約受注を受け付ける。
新型エクスプローラーは、その20年に渡る歴史の中で最も大きな改良が施されている。エクステリア、インテリアのデザインは、より洗練され、モダンに生まれ変わり、ボディ構造は伝統的なボディ・オン・フレームから、軽量化に優れたユニボディ(モノコックボディ)へと変更。パワートレインでは従来の4.6L V8エンジンと同等のパワーを持ちながら燃費が改善された新開発の3.5L V6エンジンを搭載し、4WDシステムは操作性に優れた先進の4WDシステムが採用された。
またフォード独自のドライバー・コネクト・テクノロジーである“MyFord TouchTM”を装備したほか、安全性においても世界初の採用となるカーブコントロールなど、様々なフォード独自の先進技術が投入され、タフな本格派SUVとしての魅力はそのままに、より快適で、よりクリーンで、そしてより安全な次世代SUVへと進化を遂げている。
ラインナップは、XLTとリミテッドの2機種を設定。パワートレインや安全装備などは共通で、リミテッドには本革シートにシートヒーター&クーラー、デュアルパネルサンルーフ、パワーリフトリアゲート、3列目シートにパワーフォールディングシートなど様々な装備を充実させ、より快適で、プレミアム感の高い仕様とした。
エクスプローラーはSUVカテゴリーのマーケットを確立したパイオニア的存在のモデルであり、SUVの本場である北米で圧倒的な支持を得てきた。日本においても、1990年11月の発売以来、累計で30,000台超える販売を記録しており、日本におけるフォードのビジネス戦略、ブランド戦略の中核となる基幹車種である。
フォード・ジャパンでは、新型エクスプローラーを導入することによって、より幅広いユーザーにアクティブなライフスタイルを提供し、フォード・ブランドのコアコンセプト「Make Every Day Exciting」のもと、ブランド・ポジションの明確化および強化を推進していきたいと考えている。
【主な特徴】
<エクステリア>
一目見てエクスプローラーと分かる伝統的な力強さはそのままに、躍動的でモダンなデザインをプラスし、次世代SUVに相応しい個性的なフォルムに進化。
フロントマスクは、SUVらしい安定した台形フォルムと、彫刻的で筋肉質なボディの表面が、エクスプローラーのタフなパフォーマンスを想起。フォードオーバルを中心に配置した3本バーデザインの大型グリルを採用。
ラウンドしたボディ四隅のコーナーデザイン、短いオーバーハング、存在を力強く主張するタイヤとホイールが、本格派SUVであることを伝える一方で、モダンで先進的なフォルムに仕上がっている。太めのデザインとなったCピラー以外はブラックアウトされ、特徴的なグリーンハウスを構築。
ヘッドライトユニットのデザインと対を成すボディサイドにまで回り込んだテールライトは、消費電力の少ないLEDを採用。リアリフトゲート上に設けられたシルバーのガーニッシュには、“EXPLOLER”のロゴが入る。リアリフトゲートは、左右幅をたっぷりとった使いやすいデザインとした。
<インテリア>
エクステリア同様、モダンに変更されたインテリアには、素材にもこだわりながら、乗員7人のための高品質な居住空間に仕上げている。フォード独自のドライバー・コネクト・テクノロジーである“MyFord TouchTM”など先進の技術が投入され、利便性と快適性を向上。
インストルメントパネルからドアにかけての優雅でシームレスな流れ、そして上部が前方に傾斜したセンターコンソールは、スポーティかつ上質な印象を与える。
ダッシュボードからドアパネルまで、連続したラウンドフォルム。エアコンの吹き出し口形状に合わせたスピーカーネット(トゥイーター内蔵)やアンビエントライティング(リミテッド)を採用したインナードアハンドルで、一体感あるデザインを表現。
フォード独自の革新的なドライバー・コネクト・テクノロジー、MyFord TouchTM(マイ・フォード・タッチ)を装備。車内の様々な装備や情報を一元化し、直感的なタッチパネル操作で、よりスマートに、より簡単に、そしてより安全に、空調関連、オーディオ操作関連、ハンズフリー携帯電話関連など様々な機能をコントロール可能。メータークラスタースクリーンのインフォテイメント・ディスプレーおよびセンタースクリーンに各情報を常時表示。タッチパネルでの操作のほか、ステアリング・スイッチやSYNCR(英語音声操作機能)でも操作することもできる。
AM/FMラジオチューナーおよびCDプレーヤーに加え、外部入力によりデジタルデバイスを接続し再生が可能で、またBluetoothRオーディオ/ハンズフリー携帯電話にも対応している。これらの接続したメデイア・デバイスについてもMyFord TouchTMでより快適な操作が可能となっている。
ヘッドライナーやフロアなどに採用されているインテリアのクロス素材の25%にリサイクル材料を使用、シートクッションには環境に配慮した大豆由来の材料を使用。
<メカニズム>
新開発の3.5L V6エンジンとトランスミッションを搭載し、本格派SUVに相応しいパワーを手に入れるとともに、燃費性能も大幅に改善。また従来のボディ・オン・フレーム構造から高剛性のユニボディ(モノコックボディ)構造へと変更するなど、大幅な軽量化を達成。
Ti−VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)を採用したV6 3.5Lエンジンを搭載、燃費性能は従来モデル4.0L V6エンジンと比べて20%以上も改善しながら、最高出力では従来モデルの4.6L V8エンジンレベルのパワー294ps(216kW)を発揮。
ADFSO(Aggressive Deceleration Fuel Shut−Off 減速時燃料遮断機構)を新たに導入し、低速走行時などエンジンに対する負荷が少ない場合に燃料供給量を絞ることで燃費を改善。
トランスミッションには電子制御式の6速SST(セレクト・シフト・オートマチック・トランスミッション)を新たに採用、シフトサイドのサムスイッチによってマニュアルモードでの運転が可能。
高強度のスチールを用いたユニボディ(モノコックボディ)の採用により、軽量化とNVH性能、そしてハンドリング性能を向上。
“テレインマネージメントシステムTM”を備えたインテリジェント4WDを採用。センターコンソールに用意されたダイヤルを回し、サンド(砂漠)、マッド&ラット(泥濘地や轍)、スノー(雪道)、ノーマル(オンロード)の任意のモードを選ぶだけで、路面状況に最適な走行モードを自動的に設定。安全に車両の走行をサポートする。このシステムにはヒルディセントコントロールも装備されており、滑りやすい急勾配を低速で下る時に速度をコントロールする。
EPAS(電動パワーステアリング)を新たに採用、EPASにはドリフトコントロールも装備されており、強風や轍などドライバーが意図していない方向へ車両が振られた場合のハンドリングの補正をサポートする。
<安全装備>
世界初採用となるカーブコントロールをはじめ、フォード独自の先進の安全技術を搭載し、ユニボディ構造による高い保護性能をさらに引き上げている。
オーバースピードによる旋回中のコースアウトを未然に防ぐカーブコントロールを装備。走行する際、オーバースピードであれば、自動的にエンジン出力を絞り、同時に各輪個別にABSを作動させ、車両の安全な軌道を確保する。
ロールスタビリティ・コントロールTM付きアドバンストトラックRによって、ドライバーのステアリング、アクセル、ブレーキ等の各操作と、それに対応する横揺れ、横方向加速度、ホイール回転速度などの車両の動きを監視し、意図的にアンダーステアやオーバーステアを発生させることで車両の安定性を確保。
後退時に後方視界をモニターで表示するリアビューカメラを装備。
パーソナル・セーフティ・システムRは前方からの衝突時に、各エアバッグシステムやシートベルトプリテンショナー、ロードリミッターなどの作動を衝撃や乗員の体格などに応じて的確に作動させ乗員を保護。
セーフティ・キャノピーTMシステムが、側面衝突時や横転時にサイドカーテンエアバッグとサイドエアバッグを効果的に作動させ、乗員を保護。
<プレミアム装備>
より快適に、より上質にドライビングを楽しめるよう、新型エクスプローラーには、機能的で実用的な装備を充実させた。
リミテッドに開放的なパノラマビューと、キャビンへの採光や換気、快適性の向上を実現するデュアルパネルサンルーフを採用。
全モデルに左右独立温度調整機能付きオートエアコンを装備するほか、リミテッドには運転席、助手席にシートヒーター&クーラーを装備。
リミテッドにスイッチ操作のみでスマートな開閉が可能なパワーリフトゲートを採用。
リミテッドに荷室のボタンひとつで簡単に、3列目シートをたたんだり、標準形態にすることが可能なパワーフォールディングシートを採用。
【ボディカラー/インテリアカラー】
【全国希望小売価格(消費税込み)】
※ 関連資料参照
【販売開始日】
2011年5月24日(火)
【全国統一展示会】
2011年9月を予定
※ 製品画像などは、関連資料参照