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セラーテムテクノロジー、中国テレビ番組制作基地の電気供給工事プロジェクトを受注
連結子会社の電気供給工事プロジェクト受注に関するお知らせ
株式会社セラーテムテクノロジー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:池田 修)は、連結子会社である北京誠信能環科技有限公司(以下「北京誠信」)が北京星光新奥特文化伝媒有限公司(以下「星光新奥特」という)との間で、北京市大興区内に建設する中国テレビ番組制作基地「北京大興星光影視園」の拡張プロジェクトにおける電気供給工事契約を締結いたしましたのでお知らせ致します。
1.背景及び概要
「北京大興星光影視園」は星光新奥特社を事業主とする、中国のテレビ番組制作分野で唯一の国家レベルの番組制作基地です。敷地面積は11万平方メートル、すでに第一期プロジェクトが完成し、50,000 平方メートルの番組制作インフラ施設を提供しております。これまでに中央テレビ、北京テレビ、河北衛星テレビ局、広西衛星テレビ局、旅行衛星テレビ局、遼寧衛星テレビ局が入居し、その他中国全土で54 のテレビ局、100社以上の番組制作会社と業務を提携しており、番組収録、編集、衛星通信などに関わるインフラを提供しております。
今回の「北京大興星光影視園」拡張プロジェクトは、星光新奥特社が事業主として推進し、大興星光影視園内に新たに「新媒体ビル」を建設するプロジェクトです。建築面積は約15 万平方メートルで、うち10 万平方メートルの番組制作スペース及び513 戸のSOHO アパートメントを含みます。
当社は、過去に開示しましたように、完全子会社の北京誠信が中国北京市を拠点にIT 事業、省エネ事業、スマートグリッド事業、充電ステーションの建設事業、地下鉄の電気工事事業など幅広く事業を手掛けております。これらの実績が評価され、今回北京誠信は、星光新奥特社が事業主である「北京大興星光影視園」拡張プロジェクトの電気供給工事を受注いたしました。本プロジェクトは、インフラ工事の性質上、電気供給に関する安全性、安定性、自動化システム等の要求水準が高く、当社グループはこのようなハイレベルプロジェクトを受注、実施していくことで更なる業務拡大を目指していく所存であります。
2.受注契約内容
「北京大興星光影視園」の拡張プロジェクトにおける電気供給工事契約
・事業主(発注者):北京星光新奥特文化伝媒有限公司
契約概要: 10KV の配電、変電、電気供給、多機能メーター、計量採集、リレープロテクション等に関わるシステムの構築、設備の供給、据付、試運転を含めた総請負契約
・契約金額:1,230.3834万人民元(日本円で約154百万円)
・契約完了および納品予定時期:2011年10月20日
(注)人民元の日本円への換算は、2011年5月19日付けの中国外貨管理局による公表換算レートである100円=7.9672人民元によります。
3.事業主(発注者)の概要
会社名:北京星光新奥特文化伝媒有限公司
事業内容:広告、メディア技術開発、テレビ番組制作に関わるインフラの提供等
設立:2007年10月
住所:北京市大興区西紅門鎮北興路2号
4.連結子会社の概要
(1)商号:北京誠信能環科技有限公司
(2)代表者:王暉(ワン フォイ)(当社の取締役が兼務しております。)
(3)所在地:中国北京朝陽区姚家園路105号観湖国際1座9F
(4)設立年月日:2004年12月
(5)主な事業の内容:省エネ関連のIT並びにサービスの提供、スマートグリッド、充電ステーションの建設事業等
(6)決算期:12月
(7)従業員:439名(2011年3月31日現在)
(8)主な事業所:中国北京市
(9)資本金:70百万人民元(日本円で約879百万円)
(10)大株主構成及び所有割合:科信能環(北京)技術発展有限公司(Celartem(Beijing)En−fortech Development Co.,Ltd.)100%(当社の100%連結子会社)
5.業績に与える影響
本契約の締結による売上高約154 百万円は、工事の進捗に応じて当期及び来期の売上高に計上する予定であります。売上の計上が当期の利益に与える影響につきましては、現在精査中であり、判明次第改めてお知らせ致します。