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キャセイパシフィック航空、ウエストジェット航空とのコードシェア提携によりネットワークを拡大
キャセイパシフィック航空
ウエストジェット航空とのコードシェアによりネットワークを拡大
キャセイパシフィック航空は、ウエストジェット航空とのコードシェア提携により香港/カナダ間でさらなる乗り継ぎ選択肢を提供する。今年10月20日以降に出発するコードシェア便の予約受付はすでに開始されている。
本提携にもとづき、ウエストジェット航空が運航するカルガリー、エドモントン、ハリファクス、モントリオール、オタワおよびウィニペグと、キャセイパシフィック航空のカナダの玄関口であるトロントとバンクーバーを結ぶフライトの便名にはキャセイパシフィック航空の「CX」が加わる。
ウエストジェット航空はカナダの格安航空会社の草分けで、90機のボーイング次世代型B737型機材により北米およびカリブ海周辺の71都市を結ぶ定期便を運航している。機内は広めのレッグルーム、革製のシートが採用されており、全座席の後ろに備え付けのモニターでテレビ放送を楽しむことができる。
キャセイパシフィック航空のトニー・タイラー最高経営責任者は「アメリカ合衆国でのネットワーク拡大に繋がるコードシェア提携について先頃発表したばかりにもかかわらず、ウエストジェット航空との新たなコードシェアを発表できることを大変喜ばしく思う。良質な航空会社との新たな協力関係により香港と中国本土からビジネス、レジャー旅客双方に人気の訪問地であるカナダの6都市へのスムーズな乗り継ぎの機会を提供し、我々のネットワークも拡充される」と述べている。
ウエストジェット航空のグレッグ・サレツキー代表取締役兼最高経営責任者は「我々にとって初となるコードシェア協定はカナダで最もなじみのある航空会社である我々の歴史の中で重要な節目のひとつである。世界的な名声を誇り、成功を収めている航空会社であるキャセイパシフィック航空との協力関係を築き、全く新しいお客様に我々のユニークな搭乗体験を提供できることに大きな期待を寄せている。戦略的な目標達成にむけて尽力する中、今回の発表は世界のベスト5の国際線運航会社になるというビジョンを後押しする一連のコードシェア協定の第一歩である」と述べている。
北米大陸は長年にわたりキャセイパシフィック航空の主要市場である。同航空では新しい都市への就航に加えて、さまざまな上質の航空会社との緊密なコードシェア提携を通じて旅客への新たな乗り継ぎ選択肢を提供する取り組みも続けている。