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JR東海、東海道新幹線に新型車掌携帯端末を導入
東海道新幹線 新型車掌携帯端末の導入について
当社では、東海道新幹線車内におけるきっぷ発券業務等のため、平成3年から車掌携帯端末の使用を開始し、現在は平成22年に導入した4代目の端末を使用しています。このたび5代目の端末の導入に合わせて、以下のとおり機能強化を図り、より一層充実した東海道新幹線の車内サービスの提供に取り組みます。
1.新型車掌携帯端末の特長
(1)マルスシステム(*1)との連携による発券・案内機能の充実(別紙)
・マルスシステムの持つ運賃・料金計算機能や経路自動案内機能、乗換案内機能に接続させるとともに、磁気券情報読取機能と発券機能を連携することで、車掌のきっぷ発券や乗換案内の際に行っていた作業が簡略化され、お客様をお待たせする時間が短くなります。
(*1)全国のJRの駅等で使用する乗車券類等の販売システム
(2)異常時等におけるお客様へのご案内に活用する情報配信機能の強化(別紙)
・指令所等から乗務員への情報伝達は、口頭による伝達が中心でしたが、文字や写真等の情報をリアルタイムに送信できる機能を加えることで、災害等でダイヤが乱れた場合に、お客様へ迅速かつ正確なご案内ができるようになります。
(3)通信の信頼性及び端末の操作性向上
・当社の専用回線(デジタル列車無線)に加え携帯電話回線(LTE回線)を併用できる仕組みを採用することで、異常時も含めた通信安定性を確保します。
・タッチパネルの大型画面を採用し、操作性と視認性の向上を図ります。
※参考画像は添付の関連資料を参照
2.導入時期等(車掌・パーサー)
・導入時期:平成30年3月
・導入台数:約1,260台(パーサー用(*2)含む)
(*2)パーサー用は磁気券読取のためのリーダーは装備しない
・投資額:約37億円(新型携帯端末本体価格およびシステム改修費等)
※別紙は添付の関連資料を参照