クラレファスニング、高視認性・難燃性を備えたマジックテープを発売

〜「JIS　T　８１２７」の高視認性安全服規格および「FMVSS　３０２」の難燃性規定に適合〜
高視認性・難燃性を備えた＜マジックテープ＞を発売


　クラレファスニング株式会社（本社：大阪市、社長：田野倉　孔）は、「JIS　T　８１２７」で定められた高視認性安全服の規格に適合し、難燃性も兼ね備えたポリエステル製面ファスナー＜エコマジック＞およびフックループ混在タイプの面ファスナー＜フリーマジック＞を開発、２０１６年１２月より販売を開始します。
　高視認性安全服のほか、蛍光カラーのデザインニーズがあるスポーツアパレルやアウトドア関連分野にも展開を図ります。

　※参考画像は添付の関連資料を参照

１．開発の背景
　・高視認性安全服は、警察や消防をはじめ、道路や空港など路上で作業をする作業従事者の身の安全を守る作業着。蛍光生地と反射材を組み合わせて、昼夜を問わず着用者の視覚的認知性を高める。
　・欧州では、欧州統一規格「EN」で定められた高視認性安全服の支給義務が事業者に課せられている。国際標準化機構（ISO）は、同規格を基に高視認性安全服に関する国際規格「ISO２０４７１」を２０１３年３月に発行した。
　・日本でも、日本工業規格「JIS　T　８１２７」が２０１５年１０月２６日に制定され、本格的な普及に向けた取り組みが活発になっている。

２．製品の特長
　・「JIS　T　８１２７」で規定された高視認性安全服の規格に適合したポリエステル製面ファスナー。同規格で定められた色度、明度、堅牢度（色落ちのしにくさ）の基準をクリア。
　・上記規格で定められた２色の蛍光色（蛍光オレンジレッド・蛍光イエロー）をラインナップ。
　・自動車の安全性に関する基準「FMVSS　３０２」の難燃性基準にも適合。高視認性安全服の自動車への携帯義務がある国の多い欧州のニーズにも対応。
　・やわらかく他素材を傷めにくい特長から、ベルト部分やウェスト、袖口などさまざまな部位に使用しやすいフックループ混在タイプの＜フリーマジック＞にも同２色をラインナップ。

３．用途展開
　・路上作業従事者向け高視認性安全服交通安全対策服・ツール
　・スポーツアパレル
　・アウトドア関連用品　など

４．販売開始時期
　２０１６年１２月


以上

（ご参考）
◆クラレファスニング株式会社　会社概要
　社名：クラレファスニング株式会社
　本社所在地：大阪府大阪市北区角田町８−１　梅田阪急ビル　オフィスタワー４０階
　代表者：代表取締役社長　田野倉　孔
　設立：２００４年１０月
　資本金：１億円（クラレ７０％）
　主な事業内容：織製面ファスナー＜マジックテープ＞、成形面ファスナー＜マジロック＞、その他面ファスナー関連商品の製造・開発・販売


○お客さまからのお問い合わせ先
　クラレファスニング（株）市場開発グループ
　TEL　０６−７６３５−１８７０