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富士通ゼネラル、タイのR&Dセンターが本格稼働
タイのR&Dセンターが本格稼働
日本、中国、タイの3拠点開発体制でさらなる事業拡大を目指す
当社のタイにおけるエアコン開発拠点であるフジツウゼネラル エンジニアリング(以下 FGE)では、エアコンの開発施設としてタイ国内で最大級となるR&Dセンター(延床面積約10,000m2)が完成し、11月より本格稼働を開始しました。R&Dセンターの総投資額は約20億円で最新の試験設備を導入し、日本(川崎)、中国(上海)と並ぶ当社グループの開発を担う拠点として位置付けています。FGEでは多様化、高度化する製品開発に対応するため、今後5年間で現地エンジニアの倍増など体制強化を進め、フルモデルチェンジ設計の比率を拡大しつつ、開発機種数の倍増を目指します。
当社グループでは、空調機事業の拡大・強化の一環として、ルームエアコンからビル用マルチエアコンまで、さまざまなエアコンの商品力強化に取り組んでおり、エアコンの普及拡大にともない、多様化する世界各地のニーズや、地球温暖化問題への関心の高さを背景とした要素技術の高度化に対応するため、技術開発力の向上と開発拠点の強化・整備を進めています。
今回FGEでは、工場隣接の土地(約11,000m2)を新たに取得し、R&Dセンターを建設しました。R&Dセンターは、200名以上のエンジニアが収容可能で、最新の試験設備を導入するなど開発拠点としての機能を大幅に強化したほか、建物自体が大型業務用エアコンの実証試験設備としての機能を有しています。
また、3階建ての各フロアは1階に試験設備を集約し、2階を設計検討および工場・サプライヤーとのコラボレーションフロア、3階をエンジニアが一堂に会する執務フロアとし、エンジニアと工場スタッフ、サプライヤーとのコミュニケーションの活性化も図れるように目的ごとに集約した効率的なフロア構成としています。
当社グループでは、今後、日本(川崎)、中国(上海)、タイ(レムチャバン)の3拠点開発体制で、エアコンのさらなるラインアップ強化を進めると同時に、販売人員の増強や販売網の開拓、拡大など、空調機事業拡大に向け積極的に先行投資してまいります。
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以上