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日本産業機械工業会、2010年度の産業機械輸出契約状況を発表
平成22年度 産業機械輸出契約状況
(平成22年4月〜平成23年3月)
1.概 要
平成22年度の主要約70社の産業機械輸出は、オセアニアが大幅に減少したものの、アジア、中東、北アメリカ、ロシア・東欧の増加により、前年度比101.9%の1兆6,715億円となった。
単体機械は、アジアの増加により、前年度比118.2%の1兆4,444億円となった。
プラントは、アジアが増加したものの、オセアニアが大幅に減少したことにより、前年度比54.2%の2,271億円となった。
2.機種別の動向
(1)単体機械
[1]ボイラ・原動機
南アメリカ、アフリカ向けの減少により、前年度比93.1%となった。
[2]鉱山機械
アジア向けの減少により、前年度比48.2%となった。
[3]化学機械
アジア、ロシア・東欧向けの増加により、前年度比127.7%となった。
[4]プラスチック加工機械
アジア向けの増加により、前年度比134.8%となった。
[5]風水力機械
アジア向けの増加により、前年度比101.3%となった。
[6]運搬機械
ロシア・東欧を除くすべての地域が増加したことにより、前年度比154.2%となった。
[7]変速機
ロシア・東欧を除くすべての地域が増加したことにより、前年度比143.9%となった。
[8]金属加工機械
アジア、中東向けの増加により、前年度比428.9%となった。
[9]冷凍機械
オセアニアを除くすべての地域が増加したことにより、前年度比123.0%となった。
(2)プラント
オセアニアが大幅に減少したことから、前年度比54.2%となった。
<参考資料>(※添付の関連資料を参照)
(表1)最近の輸出契約高の推移(機種別)
(表2)最近の輸出契約高の推移(仕向け地域別)
(グラフ1−1)機種毎の推移(年度)
(グラフ1−2)機種毎の推移(年度)
(グラフ2)プラントの内訳
(グラフ3)単体機械とプラントの構成比
(表3)平成22年度 機種別・世界州別受注状況