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ローム、ウェアラブル機器に最適な脈波センサー「BH1790GLC」を開発

2016-11-04

スポーツバンドなどのウェアラブル機器に最適な脈波センサ「BH1790GLC」を開発
業界最小クラスの低消費電力、高精度検出を実現し、機器のさらなる進化に貢献


<要旨>
 ローム株式会社(本社:京都市)は、スポーツバンドやスマートウォッチなどのウェアラブル機器向けに、脈波信号を測定する脈波センサ「BH1790GLC」を開発しました。
 「BH1790GLC」は、ロームがこれまで培ってきた光センサ技術のノウハウと、独自のアナログ回路技術を駆使したことにより、センサ感度を向上。これによりLEDの輝度が低くても、脈波を正確に感知することが可能になり、業界最小クラスの低消費電力を実現しました。
 また、「BH1790GLC」は脈波センサに特化した光学フィルタ構造を採用したことで、脈波信号の高精度検出を実現。これにより、ウェアラブル機器のバッテリ長寿命化を実現しつつ、赤外線の影響を従来品比1/10以下に低減し、スポーツなどの激しい動きや屋外など赤外線が強い環境下でも、安定した脈拍数が取得可能となり、ウェアラブル機器のさらなる進化に貢献します。

 ※製品画像は添付の関連資料を参照

 「BH1790GLC」は、2016年10月よりサンプル出荷(600円/個:税抜)を開始しており、2016年11月から当面月産50万個の体制で量産を開始しています。生産拠点は前工程がローム株式会社本社(京都市)、後工程がROHM Electronics Philippines Inc.(フィリピン)となります。なお、全世界で広く活用されているArduino Unoに接続し、オープンプラットフォーム(*1)(汎用マイコンボード)でセンサ情報を簡単に測定できるセンサシールド(*2)の脈波センサ拡張ボード「BH1790GLC−EVK−001」は、2016年11月からチップワンストップ、コアスタッフ、アールエスコンポーネンツの3社にて、インターネット販売を開始しています。
 今後もロームは、用途が拡大するウェアラブル機器に向けて、社会の安全・快適を実現する製品を開発していきます。

<背景>
 近年、電子機器の省電力化、小型化の要求が高まってきています。そのなかで、スポーツバンドやスマートウォッチなどのウェアラブル機器では、脈拍数測定機能が搭載されているものが主流となってきており、今後もさらなる重要拡大が見込まれています。しかし、ウェアラブル機器はバッテリ容量に制限があることから、長時間駆動可能な低消費電力を実現するデバイスが求められていました。この要求に対してロームは、長年培ってきた光センサ開発のノウハウや独自の赤外線除去技術などを駆使し、ウェアラブル機器に最適な脈波センサの開発に成功。低消費電力かつ、高精度なセンサを開発することにより、社会の要求に応えます。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

以上

 ※特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照



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