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資生堂、企業文化誌「花椿」を全面改訂し若い世代に向けた季刊誌としてスタート
資生堂、企業文化誌「花椿」を全面リニューアル
〜ウェブに続いて紙版も全面改訂、季刊誌として新たにスタート〜
資生堂は、企業文化誌「花椿」の紙版を全面的にリニューアルし、若い世代に向けた季刊誌としてスタートします。新装刊パイロット版の「0号」を2016年11月1日(火)より、資生堂銀座ビル(GINZA COMMUNICATION SPACE)、資生堂ギャラリー、資生堂パーラー、SHISEIDO THE GINZA、資生堂企業資料館などの資生堂関連施設において無料で配布します。季刊誌は2017年より4月、7月、10月、1月の10日に発行し、若い世代とのコンタクトポイントとなる書店などの取扱い場所を随時増やしていく予定です。
■新装刊「花椿」について
資生堂は、2020年までの中長期戦略「VISION 2020」で若い世代へのアプローチを重視しています。一方でメディア環境が急激に変化していることも踏まえ、「花椿」は全面リニューアルのため2015年12月号をもって月刊としての発行を終了しました。2016年6月には先行してウェブをリニューアルしていましたが、このたび紙版も新たに季刊誌としてスタートします。季刊誌としてリニューアルした紙版、ウェブとも、時を経ても色あせない本質的なモノを見つけることに主眼をおいています。一過性の流行を追い求めるのではなく、流行の中に潜む、本当にいいものを見つけ出し、読者から信頼されるメディアを目指します。
ウェブでは日々新しい情報を発信し、季刊誌では毎号、ひとつのテーマを掲げて特集を組んでいきます。新装刊0号では「タッチ」をテーマに、普段あまり意識していない「触覚」に着目し、3本の特集記事(Feature)を掲載しています((1)ふれあいをテーマにした、写真家・アーティストのペトラ・コリンズ氏によるフォト・ストーリー、(2)最新の皮膚科学研究により、「触覚」が想像以上にヒトの認知や行動に影響を及ぼしていることを明らかにするサイエンスコラム、(3)各界で活躍する方々が触れて心地よいものを紹介するインタビュー記事)。また、4本の連載記事(Regular)と2本のウェブ連動記事(Spin−Off)を掲載しています。その他、「Book in Book」として、古今東西の小品を厳選、紹介する「花椿文庫」を綴じ込んでいます。第1作は、アメリカの小説家・劇作家・ウィリアム・サローヤン氏の代表的短編「心が高地にある男」を柴田元幸氏の新訳でお届けしています。
※一人ひとりの中に存在する多面性を表すため、表紙は同一モデルで2種のビジュアルを制作
*参考画像は添付の関連資料を参照
■「花椿」のこれまでと今後の展開
「花椿」は1937年に創刊、その前身である「資生堂月報」(1924年創刊、1933年に「資生堂グラフ」に改訂)を含むと、90年以上にわたって刊行を続けてきました。「美しい生活文化の創造」の実現を目指し、人々が美しく生きるためのさまざまなヒントをお届けすることを目的に、時代に先駆けた新しい女性像や欧米風のライフスタイルなどを提唱してきました。
昨今のメディア環境の急激な変化を踏まえ、今後「花椿」は、日々の暮らしに寄り添う「日めくりカレンダー」のようなウェブと、季節ごとにひとつのテーマを掘り下げてお届けする季刊誌の、ふたつでひとつのメディアを目指し新たな読者層との出会いを広げていきます。
■新装刊0号の内容
・新装刊日:2016年11月1日(火)
・発行:資生堂 企業文化部
・仕様:A4変型、本誌56P
・取扱い:資生堂銀座ビル(GINZA COMMUNICATION SPACE)、資生堂ギャラリー、資生堂パーラー、SHISEIDO THE GINZA、資生堂企業資料館 等の資生堂関連施設
■目次
*添付の関連資料を参照