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グンゼ、容器ラベル等に使用のハイブリッドシュリンクフィルム「HSAR」タイプ50μmを販売開始
熱風トンネル向け超低温高収縮ハイブリッドシュリンクフィルム
「HSAR」タイプ50μm 販売のお知らせ
グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:児玉 和)は、化粧品やトイレタリー製品の容器ラベル等に使用されるハイブリッドシュリンクフィルムの新グレード、「HSAR」タイプ50μmの販売を2016年9月末から開始します。
シュリンクフィルムとは、熱に反応し収縮するフィルムで、PETボトルをはじめ複雑な形状の容器に合わせて収縮、フィットします。ラベルとしての表示機能だけでなく、フィルム全面に表示・印刷が出来るため、デザイン性を向上させることが出来ます。
本製品は、グンゼ独自の異種多層化技術により、PS(ポリスチレン)素材とPET(ポリエチレンテレフタレート)素材の積層であるハイブリッドスチレンフィルムの新グレードであり、美麗に収縮させるのが困難な熱風トンネルでの仕上がり性能を追求し、熱風での超低温高収縮性を付与しています。これまでのフィルムでは実現しなかった様々なニーズに対応可能で、化粧品・トイレタリー容器の複雑化、デザイン性向上のニーズに最適なフィルムです。
また、ハイブリッドスチレン構成のため、PET素材と同等の耐内容物性を有しOPS(二軸延伸ポリスチレン)素材の難点である自然収縮率を大幅に低減しています。
■製品特長
1.既存フィルムで対応出来ない複雑な容器に対しての追従
2.低温条件の熱風でシュリンクすることによる容器への熱負荷低減
3.仕上がり温度幅の広がりによるシュリンク工程の歩留向上
■製品概要
製品名:「HSAR」タイプ50μm
販売開始:2016年9月末
販売目標:2020年度 2.8億円
用途:化粧品・トイレタリー等のプラスチック容器向けラベル
※グラフ資料・表資料は添付の関連資料を参照
以上
グンゼは1896年、京都府何鹿郡(現在の綾部市)に蚕糸業振興と、それによる地域社会貢献を創業の理念として誕生し、おかげさまで今年創業120周年を迎えました。
これからも創業の理念を経糸とし、お客さまに"ここちよさ"をお届けする企業として邁進してまいります。
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