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矢野経済研究所、ユニフォーム市場に関する調査を実施(2016年)を発表
ユニフォーム市場に関する調査を実施(2016年)
■調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のユニフォーム市場の調査を実施した。
1.調査期間:2016年4月〜6月
2.調査対象:国内有力ユニフォームメーカー
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、及び文献調査その他データ収集を併用
<ユニフォーム市場とは>
本調査におけるユニフォーム市場とは、スクールユニフォーム(学校制服)、ワーキングユニフォーム(食品以外の製造工場、建築業向けユニフォーム等)、オフィスユニフォーム(事務服)、サービスユニフォーム(病院、介護施設、清掃業、飲食業、食品工場向けユニフォーム等)の4分野で構成され、メーカー出荷金額ベースにて算出した。
■調査結果サマリー
◆2015年度のユニフォーム市場規模は前年度比101.6%の5,026億円
2015年度の国内のユニフォーム市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比101.6%の5,026億円となり、5,000億円の大台に乗った。
2011年度以降、国内のユニフォーム市場は微増傾向を保っているが、2015年度ではワーキングユニフォーム、オフィスユニフォーム、サービスユニフォームがプラス成長となる一方で、スクールユニフォームはマイナスに転じた。今後もスクールユニフォーム以外では、競争は激しくなるものの横這いから緩やかながらも微増で推移し、2016年度の国内のユニフォーム市場規模(同ベース)は、前年度比101.1%の5,079億円と予測する。
◆メディカル向けユニフォームの需要が拡大、サービスユニフォームは底堅く推移
サービスユニフォームの中でも、特にメディカル(病院、介護施設など)向けユニフォームは就労者人口の増加により、需要の拡大を見込む。近年、これまで他分野をメインとしていたユニフォームメーカーが、メディカル向けユニフォームへの参入を果たし、市場競争が激化している。特に、介護用ユニフォームでは、この分野の先行組のメーカーに加え、他のユニフォームメーカーでも介護やケアスタッフ向けのカタログを発刊し、ユーザー企業へ提案するケースが目立ち始めている。
■この調査結果掲載の資料
資料名:「2016 ユニフォーム市場年鑑」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C58101000
※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照