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LGエレクトロニクス、有機ELディスプレイを活用したデジタルサイネージ事業を開始
LGエレクトロニクス・ジャパン、有機ELを活用したデジタルサイネージ事業を開始
LGグループ、国内最大規模の
大型有機EL曲面デジタルサイネージを大日本印刷へ納入
高さ約4mの覆われるような曲面形状で迫力の映像体験!
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社(代表取締役社長:李 仁奎(イ・インギュ)本社:東京都中央区 以下、LGエレクトロニクス・ジャパン)は、日本市場において、有機ELディスプレイを活用したデジタルサイネージ事業を開始します。
なお事業開始にあたり、LGグループであるLG Display Co., Ltd.(以下、LGディスプレイ(※1))、LG CNS Co.,Ltd.(以下、LG CNS(※2))と連携し、国内最大規模の大型有機EL曲面デジタルサイネージを、大日本印刷株式会社(社長:北島 義俊 本社:東京都新宿区 以下、DNP)に納入します。
本製品は、55型の有機ELディスプレイを活用した、国内最大規模(55型24面、縦約4m×横約5m、パネル面積20.8m2)となるデジタルサイネージです。大型の有機ELディスプレイは、技術的に量産化が難しく、現在パネルの生産はLGディスプレイだけが世界で唯一、量産を実現しています。今回はこの55型の有機ELディスプレイ自体を曲げてアーチ形状に仕上げており、この試みは国内では初めてとなります。DNPより高精細な映像が流され、包み込まれるような迫力ある空間演出と豊かなコミュニケーションが体感できます。
*参考画像は添付の関連資料を参照
■LGエレクトロニクスの有機ELディスプレイ展開について
LGエレクトロニクスでは、パネルメーカーをグループに持つ強みを活かして、2013年1月に世界で初めて民生用の55型の有機ELテレビを発売しています。さらに2015年11月には、有機ELディスプレイでは世界で初めてとなる大型曲面デジタルサイネージ(55型140面、縦約13m×横約8mを2か所)を、韓国仁川国際空港に納入しています。
また、日本市場における有機ELディスプレイの展開は、LGエレクトロニクス・ジャパンが昨年5月より日本で初めてとなる民生用の55/65型の有機ELテレビを発売し、今年5月には新たに2016年モデルを発売しています。
有機ELディスプレイは、液晶ディスプレイと構造が違い、自発光素子の特長である非常に高いコントラストと色再現性、視野角の影響をほとんど受けないことから、どの角度でも美しい映像表現が可能です。また、バックライトや様々なフィルターを必要としないため、薄く軽量で、更に曲げることができます。軽量化による設置の負担も軽減されることから、設置環境に制限されることなく、デジタルサイネージとしては幅広い用途での利用が可能となります。天井につるすことや柱に巻きつけるなど、液晶では考えられなかった新たな利用シーンが生まれます。有機ELを活用したデジタルサイネージは新たなビジネスの創出となり、今後ますます期待されると考えています。
LGエレクトロニクス・ジャパンでは、関連するLGグループ各社と連携をし、今後さらに、デジタルサイネージ向けの有機ELディスプレイ事業を拡大していきます。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
※本リリースに掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です
※LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、2008年6月より「LG電子ジャパン株式会社」から「LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社(英文表記:LG Electronics Japan Inc.)」に法人名を変更しています