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JR東海、安全性向上へコムトラック指令員端末の取り替えと駅発車標を改良
コムトラック指令員端末の取替及び駅発車標の改良について
東海道・山陽新幹線では、安全かつ正確な運行を支えるため、東海道・山陽新幹線運転管理システム(通称・コムトラック(別紙1参照))を導入しております。
今回、指令員が使用するコムトラック指令員端末の取替及び周辺機器の改修、駅発車標の改良を行うことで、さらなる安定輸送やお客様サービスの向上を図ります。
1. 主な効果
(1)ダイヤが乱れた際の早期遅延回復(別紙2参照)
・従来、指令員が紙に記載された列車ダイヤと端末を用いて行っていた運転計画の変更を、端末のみで変更作業を出来るようにシステム改修することで、運転計画の変更の迅速化を図ります。
・さらに、指令員間の連絡手段を書面から端末上で出来るようにシステム改修することで、列車の変更手配の迅速化を図ります。
(2)お客様案内サービスの改良(別紙3参照)
ダイヤが乱れた際に、列車の折り返しを行うターミナル駅(東京駅・新大阪駅)の駅情報をよりリアルタイムにご案内します。
(具体例)
・運転計画を変更する可能性がある列車の発車番線の非表示
・運転計画が決定した列車の遅れ見込み時分の表示
2. 導入時期
平成30年8月
3. 工事費
約21億円
*別紙1〜3は添付の関連資料を参照