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NTT、ニコニコ超会議2016内「超歌舞伎」などで歌舞伎と最新のICT技術の融合を実現
NTT、ニコニコ超会議2016とJapan KABUKI Festival in Las Vegas 2016にて、歌舞伎と最新のICT技術の融合を実現
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)は、株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司、以下 ドワンゴ)が運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の、4月29日・30日に幕張メッセで開催する超巨大イベント「ニコニコ超会議2016」内で上演される「超歌舞伎」と、松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:迫本淳一、以下 松竹)が5月3日〜7日に米国ラスベガスで開催する「Japan KABUKI Festival in Las Vegas 2016」にて上演される「KABUKI LION 獅子王」の2つのイベントにおいて、歌舞伎と最新のICT技術のコラボレーションによる、全く新しい歌舞伎の実現にチャレンジします。
※参考画像は添付の関連資料を参照
「超歌舞伎」では、NTTの研究所が開発したイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」(※1)を使用することで、出演者が観覧者の目の前であっと驚く映像・音響演出を実現するほか、新しい情報提示技術を用いて、歌舞伎の楽しみ方を広げる新たな「おもてなし」を提供していきます。(別紙1)
「KABUKI LION 獅子王」では、NTTと松竹が進める新たな歌舞伎鑑賞の提案を目指した共同実験の第一弾として、5月7日に羽田空港国際線旅客ターミナルにて、ラスベガス本公演の模様をKirari!等の最新技術を使用して高臨場で遠隔に届ける3つの実験を行います。また、ラスベガス本公演内でも、止まった画像にリアルな動きの印象を与える光投影技術「変幻灯」による斬新な演出を行うほか、ラスベガスの劇場外において好きな隈取をかざすと自分の顔と合成されてサイネージに表示するアトラクションを設置するなど、会場内外で歌舞伎演出を広げる取り組みを行います。(別紙2)
これら2つのイベントを契機として、NTTの研究所は、ICT技術を用いた次世代の歌舞伎の実現に向けた研究開発に引き続き取り組んでいくとともに、本取り組みで得られたエンターテイメント分野における表現の知見を、2020年に向けた深い感動、新しい体験を提供するおもてなしの取り組みにフィードバックしてまいります。
※1 http://www.ntt.co.jp/news2016/1602/160216b.html
(別紙1)ニコニコ超会議2016「超歌舞伎」
(別紙2)KABUKI LION 獅子王
(別紙3)遠隔ライブ伝送トライアルの開催概要
*添付の関連資料「別紙」を参照