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日本HP、あらゆる規模の仮想化環境に最適な仮想アプライアンスを発表

2016-04-22

日本ヒューレット・パッカード、あらゆる規模の仮想化環境に最適なハイパーコンバージドシステムの新製品を発表
−仮想マシンの導入や管理、サポートなどの一連の操作を、数クリックで実現、利用者視点のユーザー向け環境の提供により、企業の中規模システムや拠点集約などを効率的に実現−


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:吉田 仁志、以下 日本ヒューレット・パッカード)は本日、仮想マシン(VM)を分単位の短時間で導入可能な、サーバーおよびソフトウェアで実現する共有ストレージを組み込んだ仮想アプライアンスを発表しました。これは、企業の中規模システムや拠点(ROBO:Remote Office Branch Office)の集約を目的とした製品です。世界で最も多数の導入実績を誇るサーバーである「HPE ProLiant DL380」をベースにした新製品「HPE Hyper Converged 380(以下、HC 380)」により、組織はIT運用体制を簡素化し、全体のコストを削減しながら、ハイブリッドインフラへの移行を見据えた環境の整備が可能となります。

 ガートナーの調査結果によると、現在のハイパーコンバージドシステムの市場は、2014年の3億7,150万ドルから2019年には50億ドル近くに急拡大し、年平均68%の成長が予想されます(*1)。成長を牽引しているのは、仮想サーバーや仮想デスクトップ、ハイブリッドクラウドインフラに対する、より費用効果の高い、運用面で合理化されたアプローチへの需要です。しかし、お客様は将来のビジネスの柔軟性を制限するような新しいサイロの誕生を警戒しています。

 ヒューレット パッカード エンタープライズ(HPE)のコンバージドデータセンターインフラストラクチャ担当シニアバイスプレジデントジェネラルマネージャーであるリック・ルイス(Ric Lewis)は次のように述べています。「ハイパーコンバージェンスは、エンタープライズ規模で競争力を保たなければならないのにリソースが著しく乏しいという、独自の課題に直面している中規模のシステムや遠隔拠点での集約を検討している企業に、極めて大きなチャンスをもたらします。HPEはこのような企業に、今すぐハイパーコンバージド環境のメリットを活用できるようにするだけでなく、将来、準備が整ったときにコンポーザブル・インフラストラクチャに移行するための明確な道筋を提供できる唯一のベンダーです。」


〈クラウドのスピード感で導入するための直感的な利用者視点のユーザーエクスペリエンス
 「HPE HC 380」の直感的なユーザーエクスペリエンス(UX)管理ソフトウェアは、デスクトップまたはモバイルデバイス上で簡単に管理できる、シンプルなユーザーエクスペリエンスです。セルフインストールは簡単で、時間がかからず、電源を入れてから分単位の時間で準備が完了します。
 ・イノベーションのために費やせる時間の増加:VMの配備を行うためのカスタマイズ可能なテンプレートを使い、わずか5回のクリックでVMを導入、15分で容量を追加できます。IT管理者はモバイル対応のUXを使って、VMの配備や削除、そして再設定を秒単位の時間で、すべてモバイルデバイスからも行えます。
 ・生産性と柔軟性の向上:IT部門は内蔵の分析機能とツールを使って、VMの無秩序な拡大や過剰な配備を90%削減できます。

 Nth Generation社のCTO、ダン・モリナ(Dan Molina)氏は次のように述べています。「簡単な仮想マシンのプロビジョニング、パフォーマンスや容量の拡大、オンライン更新、一元化された環境分析機能の提供など、IT管理を簡素化して、このような消費者感覚のエクスペリエンスに変える能力は、タイムトゥバリュー(価値を創出するまでの時間)を短縮しながら、IT資源やIT予算を最大限に活用することを目指している組織に不可欠です。当社はHPEと緊密に協力し、お客様のニーズに応えるため、HC 380のユーザーエクスペリエンスに関するフィードバックを提供しました。お客様やパートナーからのフィードバックに真剣に耳を傾け、ハイパーコンバージドソリューションに対する市場の高まる関心とニーズにより積極的に応えるべく、HPEが即座に行動を起こしてくれることを大変嬉しく思います。」


〈統合型ソフトウェアデファインドアーキテクチャを採用した、簡素化されたIT運用〉
 ITジェネラリストは「HC 380」の単一の管理画面から、わずか3回のクリックで、サービスの中断なしにファームウェアやドライバを更新できるため、ミス発生の可能性が減り、稼働時間が増えます。
 ・データサイロをなくし、複雑さを軽減:「HC 380」は、システム間や拠点間のデータモビリティを実現する「HPE StoreVirtual VSA」をベースとして構築されており、実績ある99.999%の可用性によって生産性を継続的に確保できるエンタープライズデータサービスが組み込まれています。
 ・サポートの簡素化:1つの窓口でHPEのハードウェア、ソフトウェアおよびプライベートクラウドと、VMware環境の両方に対応します。日本ヒューレット・パッカードの専門家がお客様の円滑な「HC 380」導入をお手伝いするとともに、24時間365日体制で問題への迅速な対応を行い、積極的なアドバイスを提供します。


〈導入当初から時間とコストを節約〉
 「HC 380」は、予算に合った適正規模のアプライアンスが見つかるよう、自由度の高い選択肢をお客様に提供します。最小2ノード構成のハイパーコンバージドアプライアンスとして、お客様は要件に応じて最大16ノードまで拡張できます。
 ・拡張の柔軟性:HPEは、ハイパーコンバージドインフラを活用し、お客様の成長に合わせてお支払いいただける、IT投資の選択肢をご用意しています。「HPE Flexible Capacity」は、ITとサポートを含むフルサービスソリューションで、使用量に合わせて月額料金が変わります。また、「HPE Pre−Provisioning」を利用すると、ニーズに先行して設定済みのハードウェアにすぐにアクセスでき、仮想マシンの数に応じた決済モデルを利用できます。
 ・保護コストを最小化:「HPE StoreVirtual VSA」テクノロジーによって、お客様は障害復旧のコストを62%削減できます。


〈価格と販売開始予定〉
 「HC 380」の販売は2016年4月19日から開始され、価格は、最小構成(2ノード)で14,800,000円(税抜)からとなります。


 *1:ガートナー「Prepare for the Next Phase of Hyperconvergence(ハイパーコンバージェンスの次なる段階に備えよ)」2016年1月22日 George J.WeissおよびAndrew Butler著。
 https://www.gartner.com/doc/reprints?id=1-2XYHJX3&ct=160204&st=sb


■新製品に関する製品情報は、以下のURLを参照してください。
 「HPE Hyper Converged 380」
 http://h50146.www5.hp.com/products/servers/converged_system/hc380/


■プレスルーム
 https://www.hpe.com/jp/ja/newsroom.html


 文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。


■お客様からのお問い合わせ先
 カスタマー・インフォメーションセンター
 TEL:0120−268−186(携帯、PHS:03−5749−8279)
 ホームページ:http://www.hpe.com/jp/



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