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オリンパス、超音波内視鏡下穿刺吸引術向けディスポーザブル吸引生検針を発売
超音波内視鏡下穿刺吸引術向け、ディスポーザブル吸引生検針を新発売
基本性能の向上を目指す
オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、ディスポーザブル吸引生検針「EZ Shot 3 Plus(イージーショットスリープラス)(※1)」を2016年4月21日から国内で販売開始します。同製品は超音波内視鏡を用いて行われる「超音波内視鏡下穿刺吸引術」(以下 EUS−FNA)に使われる針(処置具)です。
超音波内視鏡に挿入する部分(シース(※2))は柔軟性を追及しており、膵頭部(すいとうぶ)など、臓器内のアプローチしにくい部位へのアクセスをサポートします。また、穿刺(※3)(せんし)用の針の素材や、針先の形状の工夫により組織への刺さりやすさを追及し、より精度の高い診断の向上に貢献致します。
※1 本製品の愛称。販売名は以下「発売の概要(国内)」を参照
※2 シース:針を覆っているコイル状の部分(次ページの写真を参照)
※3 穿刺:血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すこと
■超音波内視鏡下穿刺吸引術(EUS−FNA:Endoscopic Ultrasound−Fine Needle Aspiration)とは
超音波内視鏡を用いて行う検査の方法で、治療方針を決める重要な手技です。口から超音波内視鏡を挿入し、超音波で粘膜下の状況を確認しながら、直接内視鏡ではアクセスできない膵臓(すいぞう)、粘膜下腫瘍(しゅよう)、リンパ節などに、消化管壁を介して針を刺し組織・細胞を吸引採取します。採取された組織は顕微鏡などで良性か悪性かの病理診断を行います。
●発売の概要(国内)
・販売名:ディスポーザブル吸引生検針NA−U200H(愛称:EZ Shot 3 Plus:イージーショットスリープラス)
・発売日:2016年4月21日
上記デバイスは、システム本体の「EU−ME2シリーズ」「GF−UCT260」と組み合わせて使用します。
●主な特長
1.高いアクセス性:挿入部に、柔軟なコイルシースとナイチノール針を採用。アクセスが難しい部位へのスムーズなアプローチに貢献
2.高い穿刺性:鋭利に加工された針先(メンギーニ形状)を採用。硬い組織でもスムーズに刺せる高い穿刺性を追求
3.操作性・視認性の向上:ハンドルの使いやすさと、超音波下の観察での針の見えやすさを追及
*製品画像は添付の関連資料を参照
※本製品の製造販売元はオリンパスメディカルシステムズ(株)です。
・本リリースに掲載されている社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
<本件に関するお問い合わせ先>
●報道関係以外の方:
内視鏡お客様相談センター
TEL:0120−41−7149
●ホームページ:
http://www.olympus.co.jp