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テンプHD、米ケリーサービスとの合弁事業をアジア・パシフィック全域に拡大
テンプホールディングスとケリーサービス
合弁事業をアジア・パシフィック全域に拡大
テンプホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:水田正道、東証1部:2181、以下テンプホールディングス)とKelly Services,Inc.(本社:アメリカ/ミシガン州トロイ、最高経営責任者兼社長:カール・T・カムデン、ナスダック:KELYA、KELYB、以下ケリーサービス)は、本日、TS Kelly Workforce Solutions(2012年に設立)を統括会社として現在北アジアで展開する合弁事業をアジア・パシフィック全域に拡大し、シンガポールを本社とする新たな合弁事業「TS Kelly Asia Pacific」を開始することで合意致しました(*)。TS Kelly Asia Pacificはアジア・パシフィック地域において、最大規模の人材サービス会社となる見込みです。・両社による合弁事業範囲をアジア・パシフィック全域に拡大します。
・新しい合弁事業の名称は「TS Kelly Asia Pacific」とし、本社はシンガポールに設置します。
・当該合弁事業範囲の拡大により、両社はより成長を加速させ、グローバルマーケットでの競争力と存在感を高めていくことが可能になります。
・顧客に対しては、グローバルでワンストップな人材サービスの提供が可能となります。
・本取り組みに合わせ、両社の経営陣により構成される共同委員会を設け、更なる協業の可能性について検討を深めてまいります。
合弁事業の対象範囲を4つの国・地域から12の国・地域へ拡大することで、TS Kelly Asia Pacificは成長著しいアジア・パシフィック地域の人材サービス市場における主要プレイヤーの一角を成す存在となります。この新たな合弁事業(2016年6月末を目途に手続き完了予定)は、ケリーサービスの有するアジア・パシフィック全域での卓越した専門性・リソースと、テンプホールディングスの有する日系企業の顧客基盤及び国内・国外(シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム)で培った人材サービスのノウハウ、更に2015年にテンプグループ入りしたベトナム最大級のローカル人材サービス会社First Alliances Co.,Ltd.や、シンガポール・マレーシアで人材サービスを展開するCapita Pte.Ltd.を融合し、シナジーを創出していくことで、アジア・パシフィック地域で高い優位性を発揮してまいります。
当該合弁事業の株主構成は引き続きテンプホールディングスが51%、ケリーサービスが49%とし、CEOには現、北アジアの合弁事業(統括会社:TS Kelly Workforce Solutions)を担うCEO兼テンプホールディングスの執行役員、山崎高之が就任する予定です。
TS Kelly Asia Pacificは、ケリーサービスがこれまでリーディングカンパニーとして培ってきたアジア・パシフィック地域における高いブランド力と、テンプホールディングスの有する各国でのノウハウや顧客基盤を最大限活用していきます。なお、ケリーサービスのアウトソーシングおよびコンサルティンググループであるKellyOCGは今回の合弁事業の対象には含まれず、ケリーサービスが引き続き単独で事業運営していく予定です。
この新しい合弁事業の従業員数は約1,600名、事業展開地域は以下の国・地域となります。
*表資料・リリース詳細は添付の関連資料を参照