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日本気象協会、全国88地点の桜開花予想(第8回)を発表
2016年桜開花予想(第8回)
〜東北南部の桜も見ごろを迎える! 来週には北部でもサクラサク〜
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:繩野 克彦、以下「日本気象協会」)は、2016年4月6日(水)正午現在での日本全国88地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想(第8回)を発表します。
また、桜の開花予想が実施10年目となる今年は初の取り組みとして、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいざくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想も発表します。
開花予想は、日本気象協会公開HP(http://www.jwa.or.jp/)や、天気予報専門サイト『tenki.jp』(http://www.tenki.jp/sakura/)にて無料で公開しています。
(1)概況
4月に入り、桜前線は東北南部を北上中です。1日には仙台で開花し、3日は福島で満開となりました。これは、いずれも観測史上2番目の早さとなりました。また、長野県の各地でも続々と開花を迎え、桜のシーズンも後半に入っています。
この先、全国的に4月の気温は高い見込みで、来週にかけて東北北部と長野県の標高の高いエリアでも開花するでしょう。その後、4月下旬に桜前線は津軽海峡を渡り、ゴールデンウィークには札幌、旭川、帯広、室蘭でお花見を楽しむことができそうです。
※参考画像は添付の関連資料を参照
●日本気象協会 長期予報
※表資料は添付の関連資料を参照
(2)関東、北陸より西は花散らしの雨に
3日から4日にかけて低気圧が本州の南の海上を通過し、本州を中心に広い範囲で雨が降りました。
3月末から4月のはじめに満開になった関東北部や北陸地方までの桜は、この雨では散らなかったものの、7日は全国的に再び天気が崩れる見込みで、花散らしの雨となりそうです。なお、来週の前半には、東北南部で満開、東北北部では開花するでしょう。
4月中旬は北日本、東日本で平年より気温が高くなる見込みです。下旬になると、おおむね平年並みとなりますが、5月上旬には再び平年を上回るような暖かさが戻るでしょう。東北北部や北海道の開花日・満開日は平年より早く、函館では4月中に満開となる見込みです。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上