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福山通運、マレーシア物流企業の株式を取得
マレーシア物流企業の株式の取得に関するお知らせ
当社は、平成28年3月15日開催の取締役会において、マレーシアの物流企業であるE.H.Utara HoldingsSdn.Bhd.及びそのグループ会社であるタイ王国の物流企業E.H.Utara(Thailand)Co.Ltdの株式を譲り受けることについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.株式の取得の理由
当社グループは、中期経営計画「Challenge,Change 2017」のもと、全てのステークホルダーの皆様の”満足”を実現することが不可欠であると考え、「”満足度”の向上に取り組みます」をテーマに掲げ、企業価値の向上と更なる強固な経営体制の構築を目指し、日々事業推進に邁進しております。
E.H.Utara Holdings Sdn.Bhd.は、1975年設立のマレーシアに本社を有する物流企業であり、現在では、特に、マレーシア〜タイ間でのクロスボーダー・トラック輸送に強みを持つ企業です。自動車部品、電子製品、日用消費財等を主要貨物とし、現地企業のみならず日系他外資大手企業を主要顧客に持つなど、マレーシアを中心に幅広く事業を展開しております。
他方、東南アジア諸国は、アセアン経済共同体(AEC)の始動や環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の発効を控えて、域内・周辺各国における経済の活性化を背景にした物流インフラの必要性が高まっており、当社では国際事業における重要な地域として位置付けております。今般、E.H.Utara Holdings Sdn.Bhd.他の子会社化を実現することにより、当社の国際事業において新たにマレーシア・タイを中心とした事業の基点を構築することができ、これらを軸に同地域・周辺地域での更なる領域拡大も視野に入ることとなります。また、E.H.Utara Holdings Sdn.Bhd.の強みであるクロスボーダー・トラック輸送のノウハウも活用しながら、当社グループにおける事業の多様化を推し進めることで、更なる積極的な営業展開をしてまいりたいと考えております。
※以下の資料は添付の関連資料「リリース詳細」を参照
2.異動する子会社(E.H.Utara Holdings Sdn.Bhd.)の概要
3.株式取得の相手先の概要
4.取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
5.日程
6.今後の見通し
本件による平成28年3月期の連結業績に与える影響は軽微であります。
また、所有割合は、外資規制により49%となりますが、実質的支配により連結子会社とする予定であります。
以上