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NEC、グアム島とサイパン島を結ぶ光海底ケーブル「ATISA」を受注

2016-03-15

NEC、グアム島サイパン島を結ぶ光海底ケーブル「ATISA」を受注


 NECは、米領グアム島北マリアナ諸島サイパン島を結ぶ光海底ケーブル敷設プロジェクト「ATISA」(現地チャモル語で「明るい」の意)をグアムの大手通信事業者DOCOMO PACIFIC社(注1)から受注しました。本ケーブルの稼働開始は2017年春の予定です。

 本ケーブルは、グアム島サイパン島を結び、ロタ島ならびにテニアン島に分岐する総延長距離約280kmの光海底ケーブルです。また、本ケーブルは1波長あたり毎秒100キガビット(100Gbps)となる最新の光波長多重方式に対応しています。

 NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、今後も光海底ケーブルを含めた通信インフラ整備事業をグローバルに拡大することで、豊かな社会を支える情報基盤の確立に貢献していきます。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 本ケーブルはグアム島並びに北マリアナ諸島の通信インフラ増強を目的に建設されるものであり、同地域の情報化を加速させる通信基盤として期待されています。

 NECは、過去40年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーで、地球5周分のべ20万kmを超える敷設実績があり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有しています。また、陸上に設置する光伝送端局装置、光海底中継器や光海底ケーブルなどの製造、海洋調査とルート設計、光海底ケーブルシステムの据付・敷設工事、訓練から引渡試験まで、全てをシステムインテグレータとして提供しています。特に、深海8,000メートルの水圧に耐えられる光海底ケーブルは、日本で唯一製造可能なNECの子会社である株式会社OCC(注2)が担当しています。

 NECはこのたびの契約について、これまでの納入実績に加え、最先端の技術力、およびプロジェクト遂行力が高く評価されたと考えています。

 NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」を推進しています。当社は、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。


以上


 (注1)本社:米領グアム タムニン
  President&CEO:Johnathan Kreigel
  株主:NTT Docomo 100%出資

 (注2)本社:神奈川県横浜市 代表取締役社長:都丸悦孝
  株主:NEC 76%出資/住友電工 24%出資


■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
 NEC 海洋システム事業部
 TEL:03−3456−5916



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