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日本気象協会、全国48地点の桜開花予想(第2回)を発表

2016-02-29

2016年桜開花予想(第2回)
〜桜前線は、福岡・高知・名古屋・東京で一斉にスタート〜


 一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:繩野 克彦、以下「日本気象協会」)は、2016年2月24日(水)に日本全国48地点の桜(ソメイヨシノ)の開花予想(第2回)を発表します。
 また、桜の開花予想が実施10年目となる今年は初の取り組みとして、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想も発表します。
 開花予想は、JWA公開HP(http://www.jwa.or.jp/)や、天気予報専門サイト『tenki.jp』(http://www.tenki.jp/sakura/)にて無料で公開しています。


(1)概況
 2016年の桜(ソメイヨシノ)は、九州では平年より遅い開花となる所が多いでしょう。四国・中国・近畿・東海・関東・北陸地方では、ほぼ平年並みの見込みです。東北地方では平年並みか平年より早いでしょう。北海道では平年並みの見込みです。
 桜前線は3月25日頃に福岡、高知、名古屋、東京(千代田区)から一斉にスタートし、3月末には関東以西のほとんどのエリアに到達する見込みです。その後も順調に北上し、4月上旬には北陸・東北南部で開花するでしょう。桜前線が津軽海峡を渡るのは、4月末になる見込みです。


 *参考画像・表資料は添付の関連資料を参照


(2)つぼみの準備も順調に進む
 2016年2月は、13日に四国地方で、14日に関東と東海、北陸、中国地方で春一番が吹きました。最高気温は20度を超え、7月上旬並みの陽気となる地域もありました。
 桜の開花は、前年の秋から開花日までの気温が影響します。晩秋から初冬に冷え込み、春先に暖かくなると開花が早くなります。昨年の11月および12月は全国的に気温が高くなりましたが、今年の1月後半は、繰り返し強い寒気が流入し、厳しい冷え込みとなりました。2月は一転して暖かい日が続き、この先3月、4月の気温は各地とも平年並みか高めとなる見込みです。ただ、九州地方を中心に休眠打破(※)の遅れが影響し、開花は平年並みか遅いでしょう。
 開花日は、福岡と高知、名古屋、東京(千代田区)で3月25日頃、大阪は3月28日頃、仙台は4月8日頃と予想されます。
 ※休眠打破…前年の夏に形成され休眠に入った花芽が冬になり、一定期間の低温にさらされて目覚めること。


 *リリース詳細は添付の関連資料を参照




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