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ランサーズ、学生による起業を支援する「イノベーションエコシステム3.0」を提供開始
筑波大学発ベンチャー起業支援プロジェクトチーム発足!
ランサーズと各業界リーディングカンパニー5社が学生起業支援で提携
〜「イノベーションエコシステム3.0」を発表〜
日本最大級のクラウドソーシングサービスを運営するランサーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋好陽介)は、一般社団法人筑波フューチャーファンディング(本社:東京都台東区、代表取締役:佐々木敦也、以下TFF)他、各分野のリーディング企業5社と提携を結び、2016年3月1日より学生による起業を支援する「イノベーションエコシステム3.0」の提供を開始いたします。
◆伸び悩む、学生起業
*グラフ資料は添付の関連資料を参照
近年、1年あたりに設立される大学発ベンチャー数は少なくなっており、その理由として技術やアイディアを「形にする」人材が大学にいない、という要因が挙げられています。一方で興味深いデータとしてはクラウドファンディングなどでアイディアを語る人は増えているという現実です。
アイディアを考え、語ってお金を集めるプロセスはやり方がわかって市場が開けてきているものの、その先で売れる「形」にする部分で接続がうまくいっておらず各大学も悩みを抱えているのが現状です。
◆スタートアップに必須な要素「イノベーションエコシステム3.0」
筑波大学ではこの売れる「形」にするための人材採用に積極的に取り組んでいましたが、根本的な課題の解決に至りませんでした。そこで、アイディアが発表されたところで終わりにするのではなく、モノやサービスの形にするところまで一気通貫でサポートするための機能が揃ったプラットフォームを作れないかと考え、各業界のリーディング企業と提携交渉を進めてきました。
*写真は添付の関連資料を参照
■すでに運用第一号も誕生!
筑波大学亀田敏弘研究室にて、通常製造に1−3億円かかる人工衛星を最低50万円で製造できる技術があると発見できたため、TFFイノベーションエコシステム3.0による支援および大企業とのコラボレーションをアレンジし、低価格な人工衛星開発・販売事業の立ち上げを行ってまいります。
◆TFFの「イノベーションエコシステム3.0」に参画する企業と役割
*ロゴは添付の関連資料を参照
◆資金調達支援
・筑波フューチャーファンディング
・株式会社ライトアップ
スタートアップ時の資金調達をクラウドファンディングにより一般市民から行う。
助成金・補助金取得支援サービス「Jマッチ」で行政からの資金の取得を支援。
◆ソフトウェア・アプリづくり支援
・ランサーズ株式会社
日本最大級のクラウドソーシングプラットフォーム「ランサーズ」を活用しソフトウェア開発を実施。サービスのリリースまでを支援。
◆モノづくり支援
・株式会社DMM.com
ハードウェア開発をトータルでサポートする総合型のモノづくり施設「DMM.make.AKIBA」を活用し、ハードウェア開発を行い、プロダクトのリリースを支援。
◆広報支援
・株式会社バリュープレス
サービス・プロダクト発表の際は、利用企業数日本最大のプレスリリース配信サービス「ValuePress!」からプレスリリースの配信支援。
◆オフィス支援
・株式会社イトーキ
東京で営業活動を行う場合、京橋駅直結「イトーキイノベーションセンターSYNQA」をミーティングや作業の場所に開放。(※)事前の会員登録が必要
◆会社設立支援
・アリベルタ共同会計事務所
法人設立時の登記他、会社設立をサポート。
◆イノベーションエコシステム3.0の概要と展望について
いまやモノやサービスは日本市場ではなく、世界市場に向けて早い段階でリリースし、事業モデルを構築しなければいけない時代ですので、TFFはシリコンバレーに本社を構えるベンチャーキャピタルと今後大学系VCを立ち上げ、このVCを窓口にして世界市場へスタートアップを輩出していくことを計画しています。また、筑波大学関係者・スタートアップのシリコンバレー視察・プラン発表や、シリコンバレーVC関係者が訪日した際に、筑波大学の研究室やつくば市内の研究機関視察をしてもらい、ビジネスシードを見つける機会を提供するなど、普段から世界市場とつながる機会づくりを進めていきたいと考えています。
*参考資料は添付の関連資料を参照