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総合企画センター大阪、オイルコスメについて市場調査結果を発表
オイルコスメについて市場調査結果を発表
この程、マーケティングリサーチ会社の総合企画センター大阪(本社=大阪市西区、代表取締役社長=川原喜治)は、オイルコスメについて調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
・2014年度のオイルコスメ市場は、前年度比15.8%増の887億円となった。
・さらに、2015年度は1,048億円にまで拡大する見通し。
・タイプ別では、インタイプが562億円で最大。
※グラフ資料は添付の関連資料「グラフ資料1」を参照
■2014年度のオイルコスメ市場は前年度比15.8%増の887億円。
2015年度は、1,048億円にまで拡大する見通し。
・2014年度のオイルコスメ市場は前年度比15.8%増の887億円となった。分野別では、スキンケアが563億円で最大。次いで、ヘアケアが206億円、ボディケアが103億円、メイクアップが15億円で続いている。
・スキンケアは、前年度比6.8%増で推移。同分野では、スキンケアオイルやブースターオイルのニーズが高まっていることを背景に、通販系やオーガニック系企業のほか、一般化粧品メーカーが参入。また、化粧水や美容液などにオイルを配合したインタイプのアイテムを投下する動きも活発化している。
・ヘアケアは、前年度比36.4%増となった。同分野では、主要企業が主流のヘアケアオイルのほか、オイル配合をコンセプトとしたブランドの上市により、市場が拡大している。
・ボディケアは、セルフ系ブランドの参入が増えたことで前年度比28.8%増となった。また、メイクアップではカウンセリング系を中心に参入ブランドが増えていることから、前年度比87.5%増となった。
・2015年度は、チャネルが通販やカウンセリング、セルフにまで拡大していることに加えて、主要各社が各分野においてインタイプのアイテムを積極的に投下していることから、前年比18.2%増の1,048億円にまで拡大する見通し。
■タイプ別では、インタイプが562億円で最大。
・タイプ別では、インタイプが562億円、ブレンドタイプが182.5億円、シングルタイプが142.5億円となった。
・インタイプは、前年度比17.6%増と好調に推移している。スキンケアでは、ロングセラー商品のクレンジング・洗顔料を展開しているファンケルやDHC、花王などが市場を牽引。また、ヘアケアではクラシエHPやコーセーコスメポートなどの大手企業がオイルを訴求したブランドを相次いで投下しているほか、ボディケアやメイクアップについても参入企業が増加している。
・ブレンドタイプは、前年度比18.9%増と好調に推移している。要因としては、スキンケアで主要企業が相次いでスキンケアオイルやブースターオイルを発売したことなどが挙げられる。ヘアケアでは、ヘアケアオイルをシャンプーやトリートメントなどと併用するユーザーが増加しており2015年度も好調に推移する見通し。
・シングルタイプは、前年度比5.9%増で推移。同タイプを牽引しているスキンケアでは、オーガニック・ナチュラル系ブランドのオイルを主軸にした販促が奏功している。また、ヘアケアでは「大島椿」(大島椿)などのロングセラー商品が売上を安定的に伸ばしている。
※グラフ資料は添付の関連資料「グラフ資料2」を参照
【調査要網】
<調査対象分野>スキンケア、ヘアケア、ボディケア、メイクアップ
<調査対象企業>
・一般化粧品系
カウンセリング系・・・資生堂、コーセー、カネボウ化粧品(F1)、アルビオン、日本ロレアルなど
セルフ系・・・資生堂フィティット、花王、ユニリーバ・ジャパン、マンダム、大島椿 など
通販系・・・DHC、ファンケル、ハーバー研究所、JIMOS、井上誠耕園、日本オリーブ など
・オーガニック・ナチュラル系
メルヴィータ・ジャポン、ロクシタン・ジャポン、ヴェレダ・ジャパン など
<資料名>
「2016年 オイルコスメの市場分析調査」
―インタイプの急増で本格的なブーム到来―
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210160268
発刊日:2015年12月16日 頒価:87,000円(税抜)
<調査期間>2015年9〜12月
【会社概要】
会社名:株式会社総合企画センター大阪
所在地:大阪市西区新町2−4−2 なにわ筋 SIAビル
TEL:06−6538−5358
プライバシーマーク認定番号:第20001810号
公式サイト:http://tpc-cop.co.jp/
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版