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サカタのタネ、さくっとした新食感の新品種スイートコーン「クリスピーホワイト」を発売
さくっとした新食感のスイートコーン『クリスピーホワイト』を発売
甘みが強く、高い糖度を保ちながら、しなびにも強いホワイトカラーの新品種
*参考画像は添付の関連資料を参照
サカタのタネは、ホワイト種(※1)のスイートコーン新品種『クリスピーホワイト』の種子を2016年2月下旬から発売します。『クリスピーホワイト』は、スイートコーンの中でも、これまでにないさくっとした食感で、歯切れのよさが特徴です。甘みが非常に強く濃厚で、糖度は16〜20度(※2)あります。収穫後に青果がしなびにくく、糖度が長持ちすることから日もちがよく市場性の高い品種です。
播種から84日で収穫できる中早生タイプで、収穫適期の幅が長く、先端不稔(※3)が少なく、サイズがよくそろいます。スイートコーンは春から夏にかけて市場に出回り、夏の定番野菜として高い人気があります。近年では季節の売り場の目玉となり、青果店や直売所には欠かせない野菜となっています。『クリスピーホワイト』は、ホワイトカラーのユニーク品種として見栄えがよく、店舗販売などで差別化を図ることができる品種です。
高冷涼地から暖地まで栽培ができ、トンネル栽培からマルチ栽培まで幅広く使えます。栽培時は、イエロー種やバイカラー種の花粉がかかると発生するキセニア(※4)への対策が必要です。
『クリスピーホワイト』の種子は、全国の種苗店、JAルートなどを通じて2016年2月下旬から発売を開始します。希望小売価格は200粒入り1袋700円(税別)、2,000粒入り1袋6,500円(税別)
です。
【報道用参考資料】
■スイートコーンのF1新品種『クリスピーホワイト』の概要
<特徴>
(1)熟期は84日タイプの中早生ホワイトタイプ
(2)これまでにない、さくっとした食感で、歯切れがよい
(3)甘みが非常に強く濃厚で、糖度が落ちづらい
(4)収穫後に青果がしなびにくく、日持ちがよいため市場性が高い
(5)さくっとした食感から「クリスピーホワイト」と命名
■販売時期、ルート、価格
全国の種苗店、JAルートを通じて2016年2月下旬から発売開始。
希望小売価格は200粒入り1袋700円(税別)、2,000粒入り1袋6,500円(税別)。
■ホワイト種のスイートコーンについて
ホワイト種のスイートコーンは一般的に流通しているイエロー種やバイカラー種と違い、市場流通が少なく、品種も限られている。現在は、北海道を中心に作付けが行われており、甘みが強く、ユニークなカラーから人気が出ている。直売所や通信販売で差別化を図れることから、生産者の注目が高まっている。
■クリスピーホワイトの作型図
*添付の関連資料を参照
※1 ホワイト種:粒のすべてが白色のスイートコーンのこと。
※2 当社掛川総合研究センター調べ。糖度は栽培環境や条件により変わる。
※3 先端不稔:先端に実が入らない状態。先端不稔の幅が2cmを超えると青果物の品質ランクが下がり生産者の収益性が悪くなる。
※4 キセニア:イエロー種やバイカラー種の花粉がかかり、黄色粒が混じる現象のこと。最低200m離すか、栽培時期(開花時期)をずらして栽培をおこなうように注意が必要。
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