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ヤマハ、研究・開発の拠点として本社構内に「イノベーションセンター」開発棟の建設を決定
新たなイノベーションを創出する拠点
『イノベーションセンター』開発棟の建設について
―1階には展示スペース『(仮称)イノベーションロード』を開設―
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10−1)は、このほど、新たな研究・開発の拠点として、本社構内に『イノベーションセンター』開発棟を建設することを決定いたしました。
2018年春に竣工を予定する新開発棟は、ヤマハのコア技術にさらに磨きをかけるための中核となる最新の研究・実験設備を備えた建物として、地上7階、延べ床面積約35,000m2の規模で計画しております。新開発棟には、現在本社構内および豊岡事業所(静岡県磐田市松之木島203)に分散している研究・開発組織の約1,100人規模の技術者を中心に収容し、既存の開発棟(本社18号館および20号館)を合わせて、新たに『イノベーションセンター』として位置づけます。これにより、『イノベーションセンター』には約2,500人の技術者が集結することとなります。
なお、新開発棟の1階には製品開発の歴史を展示するスペース『(仮称)イノベーションロード』を開設いたします。歴代の革新的製品や技術者の想いに触れ、ヤマハ製品開発のDNAを感じることができるスペースとして、社員をはじめ来訪者の皆様にも見学いただける施設といたします。
当社は、音・音楽の領域で培った技術と感性を生かし、楽器や音響機器をはじめとした幅広い製品・サービスに関わる研究・開発を行っておりますが、今回の新開発棟の建設を機に、開発効率をさらに高めるとともに、技術者間の交流や社内外の協業を促進し、新たなイノベーションの創出を図ってまいります。
※参考画像は添付の関連資料を参照
<新開発棟の概要>
■名称:『イノベーションセンター』開発棟(本社21号館)
■建築概要:
階数 地上7階建(一部平屋建)
建築面積 約10,000m2
延べ床面積 約35,000m2
建物高さ 約32m
■フロア構成:
1階 ロビー、展示スペース、特殊実験室など
2階〜7階 執務エリア、実験室、食堂など
■投資額:総額 約100億円
■概略日程:
2016年2月 設計着手
2016年末頃 着工予定
2018年春 竣工予定
注)上記概要は、今後の設計過程で内容が変更される可能性があります。