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平成27年11月度・チェーンストア販売概況
平成27年11月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
※会員企業数 58社/店舗数 9,326店
※総販売額 1兆682億円 (店舗調整前) 98.4% (店舗調整後) 99.0%
<部門別の概況>
・食料品 6,770億円 (店舗調整前)100.6% (店舗調整後)101.6%
・衣料品 1,032億円 (店舗調整前)93.6% (店舗調整後) 94.7%
・住関品 2,218億円 (店舗調整前)96.2% (店舗調整後) 96.4%
・サービス 32億円 (店舗調整前)97.3% (店舗調整後)96.9%
・その他 628億円 (店舗調整前)92.0% (店舗調整後)90.2%
平成27年11月度は、食料品は、農産品や惣菜を中心に好調に推移したものの、衣料品、住関品が季節商品を中心に気温高などの影響を受け不調に終わったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、8カ月ぶりのマイナスとなった。
★商品別の動き
<食料品>
●農産品
農産品は、キャベツ、レタス、トマト、きゅうり、大根、ブロッコリー、ミニトマト、カット野菜などが好調だったが、白菜、きのこ類などは不調だった。果物では、柑橘類、イチゴ、バナナ、キウィなどは好調だったが、リンゴ、柿、梨、カットフルーツなどは不調に終わった。
●畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともにまずまずの動きだった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
●水産品
水産品は、刺身の盛り合わせ、マグロ、塩さけ、ちりめんなどの動きは良かったものの、サバなどの近海丸物、さんま、切り身、カキなどの動きは鈍かった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜では揚げ物、スナック、焼き物などが好調だった。要冷惣菜も、和惣菜、洋惣菜ともに好調、弁当、寿司の動きも良かった。
●その他食品
その他食品は、乳製品、ヨーグルト、食用油、はちみつ、酒類、アイスクリームなどの動きは良かったが、米、練製品などの鍋物関連などの動きは鈍かった。
<衣料品>
●紳士衣料
紳士衣料は、カッターシャツ、フリース、トレーナーなどの動きは良かったが、コート・セーター等の防寒関連、スーツ、ジャケット、アウター、カジュアルシャツ、長袖ポロシャツなどの動きは鈍かった。
●婦人衣料
婦人衣料は、スーツ、コーディガン、トレーナーなどの動きが良かったが、ジャケット、セーター、カットソーなどの動きは鈍かった。
●その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、レイングッズ、装飾品などが好調だったが、紳士・婦人ナイトウェア、男児・女児肌着、子供服などは不調に終わった。
<住関品>
●日用雑貨品
日用雑貨品は、紙おむつ、ステンレスボトル、ペーパー類、タオルなどの動きは良かったものの、ランドセル、食器、キャラクター玩具などの動きは鈍かった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、医薬品、オーラルケア、柔軟剤などの動きは良かったが、カウンセリング化粧品、液体洗濯洗剤、入浴剤、カイロ、芳香剤などの動きは鈍かった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、ソファやソファベッド、収納整理用品、羽毛布団、敷布団、インテリア小物などは好調だったが、マットレス、掛け布団、毛布、カーテン、カーペットなどは不調だった。
●家電製品
家電製品は、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、炊飯器などが好調だったが、エアコン、暖房機器、液晶テレビ、レコーダーなどは不調だった。
●その他商品
その他商品は、ペット用品、電動アシスト自転車、フィットネス、トラベルバックなどの動きは良かった。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.9%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成27年11月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp