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エミレーツ航空、最新鋭のワイドボディ機への切り替えなど2016年の機材計画を発表

2015-12-16

エミレーツ航空、2016年の機材計画を発表
最新鋭のワイドボディ機への切り替えで、環境負荷の低減とお客様の快適性向上を実現


 エミレーツ航空(本社:アラブ首長国連邦・ドバイ、会長:シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アルマクトゥーム殿下、以下エミレーツ)は、2016年の機材計画を発表しました。2016年の退役予定機材は26機で、内訳はエアバスA330−300型機12機、エアバスA340−300型機4機、エアバスA340−500型機1機、ボーイング777−200ER型機6機、ボーイング777−300型機2機、ボーイング777−300ER型機1機となります。これらの機材の平均機齢は15.7年で、業界平均の25年を大きく下回ります。さらにエミレーツは2017年と2018年に、追加で13機ずつ退役させる予定です。

 一方、機材退役計画とのバランスを取るために、2016年にエアバスA380型機20機、ボーイング777−300ER型機16機の計36機の新機材を受領する予定です。これらの2機種は、現行の旅客機としてはトップレベルの効率性と静粛性を兼ね備えていると評価されており、二酸化炭素排出量も退役予定機に比べて平均で12%削減されます。機材の退役と新機材の受領に伴い、2016年末時点の保有機材の平均機齢は世界平均よりも大幅に若い5.6年となります。なお最近の調査によると、北米のエアライン上位5社が保有する機材の平均機齢は13.6年、欧州のエアライン上位5社では10.7年となっています。

 エミレーツの保有機数は現在244機で、2015年にはエアバスA380型機15機、ボーイング777−300ER型機10機、ボーイング777型フレイター1機の計26機の新機材を受領しました。また発注済み機材は262機で、内訳はエアバスA380型機71機、ボーイング777−300ER型機42機、ボーイング777−9X型機115機、ボーイング777−8X型機35機で、発注金額はカタログ価格ベースで1,200億米ドルを超えます。

 エミレーツ社長のティム・クラーク卿は次のように述べています。「世界最大の国際エアラインとして全世界に拠点を有しているエミレーツには、お客様、就航地、そして地球全体に対して果たすべき責任があります。そのため、環境への負荷が少なく、お客様に最上級の快適さと安全をお届けできる機材の運航に総力を挙げて取り組んでいます。2016年に実施予定の古い機材の退役、ならびに燃料効率に優れた新機材の導入にあわせて、エミレーツは今後も航空業界のリーダーとして、保有機材の機齢を若くすると同時に、お客様が求める新たなレベルのサービスを開発してまいります。」


 2020年初めに受領予定の新型ボーイング777X型機には、燃料効率を上げるためのさまざまな機能が追加搭載されており、現行機よりも燃料効率が約20%向上します。また現行機に比べて窓が大型化されるほか、客室与圧と湿度の改善、高い天井や広々とした客室の採用など、お客様の快適性を考慮した機能も数多く備えています。

 環境面での取り組みでは、若い機材の運航に加えて、二酸化炭素排出量の削減に向けた活動も多岐にわたって進めています。気象状況に応じて効率的な飛行経路を割り出すFlexTracksプログラムを採用しているほか、地上走行時は1基のエンジンしか使わない、着陸時にアイドルリバースを行う、燃料効率の良い地上支援・搬送機材を使うなどといった取り組みがその代表的なものです。なおエミレーツでは毎年、エミレーツ・グループの環境報告書(http://www.emirates.com/environment)にて、環境への取り組みと二酸化炭素排出量実績を公開しています。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照


 ■エミレーツ航空 ホームページ(日本語)http://clk.nxlk.jp/e2FDqPjv
 ■エミレーツ航空 モバイルサイト(日本語)http://mobile.emirates.com
 ■エミレーツ航空 フェイスブックページ(英語のみ)http://www.facebook.com/emirates


エミレーツ航空について】
 エミレーツは、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを本拠地に世界80か国149都市に就航。数多くの国際的なスポーツ大会やチーム、文化イベントのスポンサーを務めるエアラインブランドとして世界で認知されている。創業は1985年。ドバイの政府系ファンド、ドバイ投資会社(Investment Corporation of Dubai)を通じたドバイ政府所有でありながら、自由競争の原理に則り独自の収益目標と経営権をもって運営される完全独立企業で、27期連続黒字を達成している。2015年3月期決算(2014年4月1日〜2015年3月31日)において、売上高は前年度比7%増の242億米ドル、利益は前年度比40%増の12億米ドルを計上した。

 日本へは2002年10月1日の関西国際空港・ドバイ間の直行便運航を開始以来、ドバイと日本間の貿易や観光の促進に貢献。2010年3月28日に成田国際空港・ドバイ間の直行便を就航、さらに2013年6月4日に日本3路線目となる東京国際空港(羽田)・ドバイ間の直行便を就航した。現在は関空線、成田線、羽田線それぞれ毎日1便、関空・成田便ではB777−300ER 羽田便はB777−200LRで運航している。2015年6月に日本初の専用ラウンジを成田国際空港に本格オープン、日本のお客様に対するサービス向上に継続的に取り組んでいる。

 現在の保有機は244機、エアバスA380型機およびボーイング777型機の世界最大オペレーターである。平均機齢は78ヶ月(6年6ヶ月)というエアライン業界平均140ヶ月(11年8ヶ月)を63ヶ月(5年2ヶ月)下回る若い機材を運用している。2013年11月のドバイ・エアショーでは、エアバスA380型機50機を230億米ドルで、ボーイング777X型機150機を760億米ドルで追加発注し、業界史上最高額の発注を記録した。これにより、同社が保有・発注済のエアバスA380型機は140機、ボーイング777型機は193機、ボーイング777X型機は150機に達した。現在、受領待ちの航空機は、エアバスA380型機70機、ボーイング777X型機150機、ボーイング777−300ER型機42機の262機、1,240億米ドル相当。

 2014年の新規就航は1月16日にキエフ、2月10日に台北、3月10日にボストン、8月1日にアブジャ、8月5日にシカゴ、9月2日にオスロ、9月5日にブリュッセル、10月27日にブダペスト。2015年には、6月3日にインドネシア・バリ、8月1日にパキスタン・ムルターン、9月1日に米オーランドおよびイラン・マシュハド、11月3日にイタリア・ボローニャに就航、2016年には2月1日にパナマ共和国パナマシティへの就航を予定している。

 2013年エミレーツは世界最大の乗客アンケート調査を行う英国のスカイトラックス社より「ワールド・ベスト・エアライン」を受賞。世界的に権威ある賞を様々な分野で500以上受賞、130カ国以上から集まる客室乗務員のきめ細やかなサービスを提供している。地上では、旅行会社であるエミレーツ・ホリデーやアラビアン・アドベンチャーズなどのグループ会社が、毎年数多くのお客様をつなぐサービス提供をしている。


■ご予約お問い合わせ先
 エミレーツ航空
 コールセンター
 TEL:03−6743−4567
 (9時〜19時 年中無休)
 ■URL:http://www.emirates.com/jp



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