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ローム、低消費電力化を実現した高効率カーオーディオ用システム電源ICを開発

2015-11-28

業界最小の動作電力を実現した、高効率カーオーディオ用システム電源IC「BD49101AEFS−M」を開発
電源システム構成の最適化により、従来比約65%削減


<要旨>
 ローム株式会社(本社:京都市)は、多機能化の進むカーオーディオ用電源向けに、業界最小の動作電力を実現した、システム電源IC「BD49101AEFS−M」を開発しました。
 本製品は、ロームがこれまで培ってきたカーオーディオ用システム電源のノウハウを駆使し、高効率のDCDCコンバータを中心とした最適な電源システムを実現しました。これにより、当社従来品において13.3W消費していた動作電力を4.66Wまで低減し、約65%減の低消費電力化に成功。カーオーディオ用システム電源ICとしては業界最小の動作電力を実現しました。
 また、発熱を抑えたことで、放熱板が不要な面実装パッケージの採用が可能になり、熱設計での大幅な簡略化や省スペース化を実現。さらにケーブルインピーダンス機能付きUSB電源も内蔵し、カーオーディオに必要なシステム電源を1chip化したことで、お客様の設計負荷の軽減に貢献します。
 2015年8月より当面月産50万個の体制で量産(サンプル価格700円/個:税抜)を開始しています。生産拠点は前工程がローム浜松株式会社(浜松市)、後工程がROHM Integrated Systems(Thailand)Co.,Ltd.(タイ)となります。
 今後もロームは小型・高精度を追求した製品の開発により、アプリケーションの省エネ化に貢献していきます。

 ※製品画像は添付の関連資料を参照


<背景>
 近年、自動車の電装化とともに、自動車の低消費電力化や低燃費化が高いレベルで要求されるようになってきました。こうした中、カーオーディオ等のカーインフォテイメント機器においては、USBBluetoothなど多機能化による電源系統の増加が進んでおり、消費電力の増加が懸念されています。しかし、従来のカーオーディオ用システム電源ICは、一般的に設計が容易な反面、効率が劣るリニアレギュレータを中心に構成されており、アプリケーション動作時の電力効率には課題がありました。そのため、高効率のDCDCコンバータの採用がシステム電源ICにも求められており、高効率電源ICへの要求はますます高まってきています。


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


以上


<新製品の特長>

 ※添付の関連資料を参照




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