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鹿島道路、路面切削機 切削材計量積込み管理システムを開発

2015-11-19

切削材重量管理装置


1.名称 切削材重量管理装置
     (路面切削機 切削材計量積込み管理システム)


2.開発の経緯
 鹿島道路はこの度、路面切削機 切削材計量積込み管理システムを開発しました。
 道路舗装の補修工事に切削オーバレイ工法があり、傷んだ路面を切削機により削り取り、新たな舗装材料をもって元の路面になるように舗装を行う工法です。切削機により削り取られた切削材は運搬機械、たとえばダンプトラックに積み込み、所定の場所へ運ばれます。積載重量は個々のダンプトラックに定められており、これをオーバーして積載し公道を走行することは、道路交通法違反となります。従来は、ダンプトラックへの積込み量を、切削距離及び目視で決定していましたが、路面切削機 切削材計量積込み管理システムの開発によって、切削材の重量を確実に現場で計量することができ、過積載の防止に繋げています。


3.装置の概要
 切削機に距離計と、切削条件(幅・深さ・密度)と目標積込量を設定するコントロールボックスを設置することにより、切削距離のデータから演算装置を介して目標積載量になった時点で、オペレータに回転灯やブザーなどの手段で知らせ、ダンプトラックの入れ替えを促します。
 距離計は接触式または非接触式で、切削機の車輪の回転量を測り切削距離を導くもので、タイヤ式と履帯式どちらの型式の切削機にも対応可能です。距離計およびコンロールボックスは、切削機に組み込むことも可能ですが、磁石等による簡易な外付け方法を採用しました。この方式ならば各メーカーの切削機に取付けることが出来るので、汎用性が高いというメリットがあります。
将来的には当日予定されるダンプトラックの車両番号に対比した積載可能数量をコントロールボックスにあらかじめ入力することにより、該当する車両番号を指定すればその車両の積載量を呼び出すことが出来る機能を追加することを計画しています。これによりオペレータの利便性はさらに向上すると予想されます。


4.適応施工機械例

 ※添付の関連資料を参照



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道路交通法 ルボックス 磁石 走行

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