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日本光電、多人数モニタリングなどを充実させたセントラルモニタ「CNS−6201」を発売
セントラルモニタ CNS−6201を発売開始
医用電子機器メーカの日本光電工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:鈴木文雄、以下 日本光電)はこの度、多人数モニタリングとアラーム管理機能をより充実させた、セントラルモニタCNS−6201を発売開始しました。
本製品は、病院内における「“Safety−Management”と多人数モニタリング」をコンセプトに開発され、集中治療室などを中心に一般病棟でも幅広くご利用いただけます。
24インチのワイド液晶ディスプレイを採用し、デュアルディスプレイ構成時には最大32人の患者さんの容態を迅速に把握できます。また、有線・無線の混在システムを構築することで、お客様の幅広いニーズに応えるとともに、重要なアラームを見逃さない機能も充実しました。
本製品の価格は637万円(シングルディスプレイ構成時)、737万円(デュアルディスプレイ構成時)(本体・ディスプレイのみ。オプション品別。税抜価格)。
国内で年間320台の販売を見込んでいます。本製品の主な特長は次の通りです。
1.最大32人のモニタリングで業務効率を改善
従来のセントラルモニタCNS−9601の機能・性能を踏襲しつつ、24インチのカラーワイド液晶ディスプレイを採用。デュアルディスプレイ構成時には最大32人までモニタリングが可能(標準仕様)。
2.アラーム管理機能の向上で安全管理を実現
・アラームの発生を見落とさないよう、ディスプレイ上部に好評のアラームインジケータを搭載。
デュアルディスプレイ仕様の場合、デュアルアラームインジケータも新たに搭載可能
・アラーム発生時、該当する患者さんの画面枠がアラームの緊急度に応じて点滅あるいは点灯。
患者さんごとに緊急性を瞬時に確認可能。
・好評の“アラームイベント画面”表示機能を搭載。患者さんの測定状態の経過や、アラーム発生状況の把握が可能。
・複数の患者さんのアラーム上下限値を1画面に同時表示。入床中の患者さんのアラーム設定状況を素早く確認。
・管理者のみによるアラーム最低音量の設定が可能。一般スタッフが設定できる最低音量と区別できることで、安全性が向上。
・緊急アラーム音を、他のアラームレベルより大きな音量に設定することで、安全性が向上。
3.バックアップ機能が充実
・記録媒体にRAID1(※1)を採用。データを同時に2台のディスクに記録し、大切なデータのバックアップが可能。ホットスワップ(※2)により、モニタリングを中断せずにメンテナンスが可能。
・磁気カードリーダ・バーコードリーダの接続により、患者さんの属性入力作業を効率化。
※1 RAID1複数のディスクをまとめて1台の装置として管理する技術方式。2台の装置にデータを同時に書きこみ、片方が破損してもシステムの稼働が可能。
※2 ホットスワップ コンピュータの電源を入れたまま、パーツやケーブルを交換すること
<主な製品仕様>
波形表示:心電図、血圧、呼吸、脳波、呼気CO2分圧、外部入力、脈波、FLOW、Paw、
その他接続されるベッドサイドモニタと送信機による
数値表示:心拍数、VPC数、呼吸数、脈拍数、血圧、非観血血圧、体温、ETCO2、tcPO2、tcPCO2、
SpO2、STレベル、FiO2、CO、CCO、人工呼吸器、麻酔ガス、BIS、
その他接続されるベッドサイドモニタと送信機による
寸法・質量:
本体 W115mm×H350mm×D380mm、約11kg
ディスプレイ W592mm×H398mm×D71mm(突起部含まず)、約11.1kg(スタンド含む)
<医療関係者向け製品紹介ホームページはこちら>
http://www.nihonkohden.co.jp/iryo/products/monitor/02_monitoring/cns6201.html
<製品写真>
*添付の関連資料を参照