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川崎重工、防衛省向け潜水艦「せきりゅう」が進水
潜水艦「せきりゅう」が進水
川崎重工は、11月2日午前10時5分から神戸工場第1船台において建造中の防衛省向け潜水艦「せきりゅう」の進水式を若宮防衛副大臣、村川海上幕僚副長、舩木防衛装備庁装備官をはじめとする防衛省関係者ほかのご出席のもとに行いました。
命名ならびに支綱切断は、若宮防衛副大臣により行われました。本艦は、潜水艦「そうりゅう」型の8艦目であり、戦後当工場における建造の潜水艦としては27隻目に当ります。
また、優れた水中運動性能および推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されています。
さらに、スターリング機関採用による潜航性能の向上、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上およびステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施されています。
本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。
<工程>
起工:平成25年3月15日
進水:平成27年11月2日
竣工:平成29年3月(予定)
<主要目>
長さ:84.0m
幅:9.1m
深さ:10.3m
喫水(常備):8.4m
基準排水量:2,950トン
主機関:
川崎 12V 25/25SB型 ディーゼル機関 2基
川崎コッカムス V4−275R スターリング機関 4基
推進電動機:1基
軸数:1軸
速力:20ノット
主要兵装:水中発射管 一式
その他:スノーケル装置 一式
※参考画像は添付の関連資料を参照
以上