パスコ、機能や価格を大幅に見直した「帰宅支援マップサービス」を販売開始

災害時の“徒歩帰宅”、“緊急招集”に備える「帰宅支援マップサービス」
使い易さを充実し、生まれ変わって販売開始


　株式会社パスコ（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：目崎祐史（＊）、以下：パスコ）が、提供する「帰宅支援マップサービス」は、２００６年のサービス開始以来、企業や団体に所属する従業員の皆様や個人のお客様など、１１万人を超えるかたがたの災害対策の一つとしてご活用いただいております。このたび、機能や提供価格を大幅に見直し、新たなサービスとして販売を開始します。

　＊社長名の正式表記は添付の関連資料を参照

　自然災害のリスクは、首都直下型地震や南海トラフ地震などの地震災害のほかにも、台風や集中豪雨による土砂災害や河川氾濫、内水氾濫など多様化しています。これらの自然災害に対して、私たちは、生命や財産に直接的な被害が及ぶことのほか、交通機関や道路ネットワークへの影響にも対策を講じておかなければなりません。例えば、公共交通機関などの移動手段が失われたときでも「自宅や家族の元に帰る」、または「職場に向かう」など、徒歩での移動を迫られる事態は誰にでも起こり得ます。
　パスコが提供する「帰宅支援マップサービス」は、出発地から目的地までの方角や道順、移動ルート周辺にある避難所や帰宅支援ステーションなどの徒歩移動に有効な情報を収録した、お一人おひとりの「帰宅支援ハンドブック（オリジナル徒歩ルートマップ）」を冊子として作成し携帯することで、より安全な、より確かな徒歩移動を支援します。


■「帰宅支援マップサービス」の概要
　このたび、販売を開始する「帰宅支援マップサービス」は、管理者側の機能を最大限にシンプルにして、導入し易い新価格体系で提供します。また、多くの既存ユーザからの声を反映して、東京都以外の主要都市（横浜市、川崎市、大阪市）の地域危険度情報（建物倒壊危険度、火災危険度、総合危険度）を収録しました。地域危険度情報は、各種情報と一緒に地図上に表示できるとともに、危険度の低いルートを選定する際にも活用します。
　なお、新たに追加した横浜市・川崎市・大阪市の地域危険度情報は、予測震度や建物情報など各自治体の公開情報とパスコ独自に情報を総合的に評価したものです。


＜主な機能＞
　（１）職場と自宅、学校と自宅、職場と学校などの距離とルートが確認できる出発地と目的地・経由地を自由に選択でき、ルートシミュレーションを何度でもおこないながら、地図を作ることができます。また、地域危険度情報（東京都、横浜市、川崎市、大阪市限定）を考慮したルートを選定することもできます。
　　作成した自分だけの「帰宅支援ハンドブック（オリジナル地図）」は、ご家庭において家族それぞれの移動ルートや集合場所の確認などにもお使いいただけます。

　（２）災害時に役立つ施設情報を地図上で確認できる各自治体の定める避難場所のほか、コンビニエンスストア・ガソリンスタンド・帰宅支援ステーション・応急給水拠点・災害拠点病院・区役所・市役所・支所など移動時に利用できる施設が地図上で確認できます。

　（３）インターネットで簡単操作、A５サイズの冊子で携帯できるインターネットに接続可能なパソコンがあれば、専用ソフトのインストールやメンテナンスは不要です。印刷した「帰宅支援ハンドブック」は、A５サイズの冊子としてカバンに入るので、どんな時でも手元で確認できます。


＜活用例＞
　企業・団体・学校法人などから部署単位で取り組む災害対策の一環として、防災訓練や徒歩帰宅訓練などの際、従業員や生徒に配布してご活用いただけます。
　また、会社と自宅を結ぶルート以外に、自宅からお得意先を経由し会社に緊急出勤する場合のルートや、会社から子供の学校を経由して自宅に帰るルートなど、ルート選定の仕方も様々です。


＜提供価格＞
　１００回分の「帰宅支援ハンドブック」作成ライセンス、有効期限：１年間
　９６，０００円（税別）※初期費用込み

　※追加ライセンス価格は、１００回分４８，０００円（税別）で追加可能（上限設定なし）
　※新機能によるサービス開始は１１月１日を予定しています。


■本件に関するお問い合わせ先
・株式会社パスコ

（お客様）
　カスタマーセンター
　TEL：０１２０−４９４−８００
　お問い合わせフォーム
　http://www.pasco.co.jp/contact/