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明治HD、「明治プロビオヨーグルト」シリーズ ドリンクタイプの生産能力を増強
「明治プロビオヨーグルト」シリーズ ドリンクタイプ 生産能力増強のお知らせ
明治ホールディングス株式会社(代表取締役社長:松尾 正彦)は、事業子会社である株式会社明治におきまして、プロバイオティクス事業(※)のさらなる拡大を図るため、「明治プロビオヨーグルト」シリーズ ドリンクタイプの生産能力を下記の通り増強いたしますので、お知らせいたします。
記
1.「明治プロビオヨーグルト」シリーズ ドリンクタイプ 生産能力増強
当社では、2015年4月より中期経営計画「STEP UP17」をスタートし、「成長の加速とさらなる収益性向上」を基本方針として、事業展開を進めております。食品セグメントである株式会社明治においては、「健康な食生活」に貢献する商品の拡大に注力しております。特に市場における競争優位性の高いヨーグルトは、2020年度には売上高2,000億円、市場シェア50%を目標とし、さらなる取り組み強化を図っております。現在、プロバイオティクス事業は、売上、利益を牽引する事業として成長しており、2015年度も引き続き好調に推移しております。
本方針にもとづき、プロバイオティクス事業のさらなる拡大と、伸長するドリンクヨーグルト市場への潤沢な商品供給を図るべく、「明治プロビオヨーグルト」シリーズ ドリンクタイプの生産拠点となっている愛知工場、京都工場にて、ドリンクタイプ(小型PETタイプ)の生産ラインを増設いたします。
(投資額79億円)
※プロバイオティクス事業:「明治プロビオヨーグルト LG21」「明治プロビオヨーグルト R−1」「明治プロビオヨーグルト PA−3」
3ブランドを擁す「明治プロビオヨーグルト」シリーズを取り扱う事業
概要は以下の通りです。
(1)愛知工場
[1]所在地
愛知県稲沢市
[2]投資内容
ドリンクタイプ(小型PETタイプ)を1ライン増設
[3]投資額
27億円
[4]生産開始時期
2015年11月中旬より順次稼働
(2)京都工場
[1]所在地
京都府京田辺市
[2]投資内容
ドリンクタイプ(小型PETタイプ)を2ライン増設
[3]投資額
52億円
[4]生産開始時期
1ライン目:2015年11月下旬より
2ライン目:2015年12月上旬より順次稼働
(3)生産能力
3ラインの増設により、2015年12月中旬から現行の1.2倍となる予定
2.市場概況と「明治プロビオヨーグルト」について
消費者の健康志向の高まりと、乳酸菌の機能価値への理解の深まりにより、近年ヨーグルト市場は伸長を続け、2014年度は3,500億円規模の市場になっております。特に「明治プロビオヨーグルトLG21」「同 R−1」「同 PA−3」を擁す「明治プロビオヨーグルト」シリーズは前年二桁以上の伸長を続け、市場を牽引しております。今春新たに発売したプリン体への可能性に着目して選び抜かれた乳酸菌「PA−3」株を使用した「明治プロビオヨーグルト PA−3」は、現在当初計画200%以上の売れ行きで、お客さまに大変ご好評いただいています。
*グラフ資料は添付の関連資料を参照
3.対象商品
「明治プロビオヨーグルト LG21 ドリンクタイプ」
「明治プロビオヨーグルト LG21 ドリンクタイプ 低糖・低カロリー」
「明治プロビオヨーグルト R−1 ドリンクタイプ」
「明治プロビオヨーグルト R−1 ドリンクタイプ 低糖・低カロリー」
「明治プロビオヨーグルト R−1 ドリンクタイプ アセロラ&ブルーベリー」(2015年10月6日新発売)
「明治プロビオヨーグルト PA−3 ドリンクタイプ」
*商品画像は添付の関連資料を参照
4.今後の見通し
本投資が2016年3月期の当社連結業績に与える影響は軽微と見込んでおります。
以上