積水化学、高齢者向け事業で新ブランド「ハイムガーデン」を展開

高齢者向け事業で新ブランド『ハイムガーデン』を展開

　●高齢者向け住宅・施設の設計・建設から運営までを一貫して展開
　●第一弾は東京都立川市のサービス付き高齢者向け住宅


　積水化学工業株式会社　住宅カンパニー（プレジデント：関口　俊一）は、高齢者向け事業において、新ブランド『ハイムガーデン』を９月１２日（土）から展開します。
　新たなブランド『ハイムガーデン』は「設計・建設」から「運営」まで一貫して当社グループで手がける建物に使用するものとし、（１）サービス付き高齢者向け住宅、（２）グループホーム、（３）訪問介護、（４）デイサービス、（５）小規模多機能型居宅介護、（６）居宅介護支援事業所などの高齢者向けの住宅・施設に、幅広く展開していく計画です。

　ブランド展開の第一弾は、東京都立川市内にオープン予定のサービス付き高齢者向け住宅「ハイムガーデン立川幸町」（住戸数４０戸・１１月２５日入居開始予定・アイネット株式会社運営）です。
　この「ハイムガーデン立川幸町」は、東京セキスイハイム（株）が開発分譲した減災のまち「スマートハイムシティ立川幸町」（東京都立川市幸町４丁目、分譲区画数５３区画完売）に隣接、大容量太陽光発電・リチウムイオン蓄電池の導入、防災井戸・防災倉庫の設置などにより、地域の「減災」拠点としての顔にもなります。


■当社の高齢者向け事業の取組み
　住宅カンパニーでは２０１４年度を初年度とする中期経営計画において、次の１０年を見据え、これまでの住宅、住環境、海外の３事業を、住宅、リフォーム、不動産、住生活サービス、海外の５事業で展開することとし、住生活サービス事業では高齢者向け事業を柱として、その育成を図ることとしました。
　高齢者向け事業では、２００４年に在宅介護サービス事業を担う１００％出資子会社「セキスイオアシス株式会社」（本社：愛知県名古屋市、社長：村上　修二）を設立、「オアシスセンター」（所在地：愛知県名古屋市）においてデイサービスを中心に展開してきました。また、昨年１２月に千葉県を中心に介護サービス事業を展開する（株）ヘルシーサービスを、今年１月にはアイネット（株）をグループ傘下に収め、首都圏における高齢者向け事業の本格展開を開始しました。
　商品展開については、昨年５月、当社独自のユニット工法と、「オアシスセンター」の介護現場で培ったノウハウを活かし、太陽光発電システムと蓄電池を搭載した減災型・サービス付き高齢者向け住宅「進・ハーベストメント」を発売、これまで２５棟（２０１５年８月現在）の受注実績があります。
　これらの取り組みを強化していくとともに、今回の自社運営ブランド『ハイムガーデン』の事業拡大も併せて、２０２５年には、高齢者向け事業での売上５００億円（介護サービス・高齢者向けサービス事業２００億円、建築請負事業３００億円）を目指しています。


■新ブランド『ハイムガーデン』の概要とねらい
１．高齢者向け住宅・施設の設計・建設から運営までを一貫して展開
　これまで、当社では、医療、介護事業者の高齢者住宅運営ニーズを拾い上げ、土地所有者に対し、有効な資産活用策としての高齢者住宅の建設提案を行ってきました。
　新ブランド『ハイムガーデン』の展開にあたっては、従来の建築請負にとどまらず、（１）サービス付き高齢者向け住宅、（２）グループホーム、（３）訪問介護、（４）デイサービス、（５）小規模多機能型居宅介護、（６）居宅介護支援事業所など、地域のニーズに合わせた様々な高齢者向け住宅・施設やサービスを当社グループで運営することで、土地所有者に更に最適な事業提案が可能となります。

２．ブランド展開第一弾は東京都立川市のサービス付き高齢者向け住宅
　新ブランド『ハイムガーデン』の第一弾は、東京都立川市内に１１月にオープンするサービス付き高齢者向け住宅「ハイムガーデン立川幸町」です。
　敷地面積１６１５．５８m2、建物面積１６６０．１０m2の鉄骨造２階建てで、東京セキスイハイム（株）１００％出資子会社「アイネット株式会社」が運営、通所介護サービス事業所も併設する計画です。


　※参考資料は添付の関連資料を参照