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矢野経済研究所、国内インポートブランド市場に関する調査結果 2015を発表

2015-09-15

国内インポートブランド市場に関する調査結果 2015
〜2014年は富裕層消費とインバウンド消費が奏功し市場は拡大〜


【調査要綱】
 矢野経済研究所では次の調査要綱にて国内のインポートブランド市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2015年3月〜7月
 2.調査対象:欧州、米国の衣料品・服飾雑貨、ウォッチ、ジュエリー、クリスタル製品・陶磁器、アイウェア、筆記具ブランドを輸入販売する商社、メーカー、小売業者、各インポートブランドの日本法人等
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用

 <本調査におけるインポートブランド市場とは>
 本調査におけるインポートブランド市場とは、従来から算出していたインポートブランド市場規模(主要10アイテム分野)に5アイテムを追加し、主要15アイテム分野とした。主要15アイテム分野とは、[1]「レディスウェア」、[2]「メンズウェア」、[3]「ベビーウェア」、[4]「バッグ・革小物」、[5]「シューズ」、[6]「ネクタイ」、[7]「スカーフ・ショール・ハンカチ類」、[8]「レザーウェア」、[9]「ベルト」、[10]「手袋」、[11]「ウォッチ」、[12]「ジュエリー」、[13]「クリスタル製品・陶磁器」、[14]「アイウェア」、[15]「筆記具」である。尚、いずれも欧州、及び米国からの輸入品に限られる。


【調査結果サマリー】
 ◆2014年の国内インポートブランド(主要15アイテム分野)市場規模は前年比10.3%増の2兆1,993億円と4年連続のプラス成長
 2014年の国内インポートブランド(主要15アイテム分野)市場規模は小売金額ベースで、前年比10.3%増の2兆1,993億円であった。市場拡大の要因としては、富裕層を中心とした従来のブランド顧客層の消費活性化と、インバウンド需要(訪日外国人客のブランド消費)の増加に因るものが大きかったと見る。
 2015年の国内インポートブランド(主要15アイテム分野)市場規模は、現在の景況とブランド各社の動きから、前年比5.4%増の2兆3,189億円を予測する。

 ◆アイテム別では11アイテム分野で前年比増、なかでも「ウォッチ」「アイウェア」など、インバウンド需要の恩恵のあるアイテムが大幅な伸び
 2014年についてアイテム別にみると、15アイテム分野中11アイテムが前年を超える結果であり、なかでもインバウンド需要の高いインポートウォッチ、インポートアイウェアは前年比約2割増と高い伸長率を示している。


【関連資料】
 資料名:「2015年版 インポートマーケット&ブランド年鑑」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C57112700


 ※リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照





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