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アークレイ、血液ガス分析装置の測定項目に「クレアチニン」と「クロール」を追加

2015-09-03

救命救急や緊急検査の現場をサポート
血液ガス分析装置の測定項目に「クレアチニン」「クロール」追加


 アークレイ株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役 執行役員社長:松田 猛)は、9月1日より、アリーア メディカル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:道内 康資)が製造販売する血液ガス分析装置「エポック」の測定カード「C−plus」を全国の医療機関に向けて販売します。小型の血液ガス分析装置による迅速、正確、簡単な測定で、救命救急や緊急検査の現場をサポートします。

 アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、血液ガス分析装置「エポック」と専用の測定カードの販売について、アリーア メディカル社と販売協力契約を締結し、2012年に販売を開始しました。
 このたび販売を開始する「C−plus」は、従来の測定カード9項目に「クレアチニン」と「クロール」が追加され、救命救急やICUなど一刻を争う急性期の医療現場での迅速な腎機能診断や電解質のバランスの把握が可能となりました。

 アークレイは、これからもPOCT(※1)の製品ラインナップを充実させ、即時検査の現場をサポートします。


【主な特長】
 ○1枚の測定カードで最大11項目を同時測定
 わずか92μ Lの少量検体で血液ガス項目(pO2など)、代謝項目(Gluなど)、電解質項目(Na+など)、ヘマトクリットの11項目を同時に測定できます(従来の測定カード:9項目)。また測定カードは15〜30℃で保管が可能で、緊急時でもすぐに使用できます。

 ○簡単・迅速にクレアチニンを測定
 採血後わずか5分でクレアチニンの測定結果が得られます。患者さまの性別・年齢をエポック ホストに入力すると自動でeGFR(※2)の演算ができるため、腎機能障害を持つ患者さまへの薬剤の投与量や投与間隔を決定する重要な指標を迅速に把握することができます。また、救急搬送される循環器疾患や脳血管障害の患者さまに対する造影剤腎症のリスク判定がスムーズに行えます。

 ○クロール測定で電解質バランスを把握
 正確な電解質バランスの把握は、輸液や補液投与量の治療判断の補助として重要とされています。ナトリウムや重炭酸イオンなどの従来項目に加え、クロールを測定することで、簡単にアニオンギャップ(※3)を求めることができます。

 ○メンテナンスフリー
 測定カード内に電極、較正液、流路などがすべて含まれており、設置型装置のような定期的なメンテナンスは不要です。

 *参考画像は添付の関連資料を参照

 *リリース詳細は添付の関連資料を参照


以上





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