ＪＥＩＴＡ、２月の民生用電子機器国内出荷実績など発表

２０１１年　２月民生用電子機器国内出荷実績


２月の概況
　民生用電子機器の２月出荷金額は２，３１０億円、前年同月比８８．２％と２ヶ月連続のマイナスとなった。
　分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、１，６６７億円、前年同月比８８．０％、２ヶ月連続のマイナスとなった。
　音声機器国内出荷金額は、１０１億円、前年同月比７４．０％と２ヶ月連続でマイナスとなった。
　カーＡＶＣ機器国内出荷金額は、５４２億円、前年同月比９１．８％と６ヶ月連続でマイナスとなった。　

　
製品別の動向

　○２月の薄型テレビ計は１，６２２千台、前年比１１６．４％と二桁増が続いている。

　○サイズ別では、２９型以下が６６５千台、前年比１３９．７％、３０〜３６型が５６９千台、同１３１．２％、３７型以上が３８８千台、同８０．３％である。　

　○２月のＢＤレコーダ／プレーヤは３９６千台、前年比１３６．０％と引き続き好調に推移している。
　　その内訳は、ＢＤレコーダが３６７千台、同１３７．２％、ＢＤプレーヤが２９千台、同１２２．４％であった。

　○一方、ＤＶＤビデオは１４６千台、前年比７７．１％と前年割れが続いている。
　　その内訳は、ＤＶＤ録再機が５４千台、同６３．３％、ＤＶＤ再生機が９２千台、同８８．６％であった。　

　○ビデオ一体型カメラは２１３千台、前年比１１１．５％と２ヶ月ぶりにプラスとなった。　

　○ステレオセットは４５千台、前年比９９．３％と２ヶ月連続のマイナスとなった。

　○スピーカシステムは３６千台、前年比９３．４％と２ヶ月連続のマイナスとなった。　

　○カーオーディオは、カーステレオ本体（カセット）が、９千台、前年比５４．７％、カーＣＤプレーヤが３４８千台、前年比１００．７％となった。
　
○カーカラーテレビは４７千台、前年比１０３．６％と５ヶ月ぶりにプラスとなった。カーＤＶＤは２３千台、同８７．４％と２ヶ月ぶりにマイナスとなった。

　○カーナビゲーションシステムは４１１千台、前年比９５．６％と５ヶ月連続でマイナスとなった。ソース別構成比は、ＣＤ／ＤＶＤ−ＲＯＭタイプが６．１％、ＨＤＤタイプが４０．０％、フラッシュメモリその他が５３．９％であった。

　○ＥＴＣ車載ユニットは３１４千台、前年比１４３．０％と３ヶ月連続のプラスとなった。　

　
　※表・グラフ資料は、添付の関連資料を参照