ニプロ、子宮体がん検診等の医療機器・婦人科用剥離子「ユイノブラシ　EM」を発売

婦人科用剥離子「ユイノブラシ(R)EM」発売のお知らせ


　ニプロ株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役社長　佐野　嘉彦）は、２０１５年８月３日から、婦人科用剥離子「ユイノブラシ(R)EM」を、提携先である株式会社あすか製薬メディカルより販売しますので、お知らせいたします。
　「ユイノブラシ(R)EM」は、子宮体がん検診等で子宮体部の子宮内膜細胞組織を採取する際に用いる医療機器です。


　婦人科用剥離子「ユイノブラシ(R)EM」の特長は以下の通りです。

１．手元操作により、ブラシ部の露出・収納が自在に行えるため、目的部位の細胞のみを選択的に採取することができ、腟部や子宮頸部など、子宮体がん検診等に不要な部位の細胞の採取や混入を防ぎます。
　＜使用手順＞
　　ブラシ部を外筒内に収納させた状態で挿入し、採取部位（子宮体部）への到達を確認後、ブラシを露出させて細胞を採取します。採取後は再びブラシを外筒内に収納させ、そのまま体外へ取り出します。


２．患者さまの負担をより少なくするため、ブラシ部には患部に優しい柔軟なナイロン素材を採用しています。
　また、外筒は細く設計し、かつ柔らかなポリエチレン素材を採用しています。

　※製品画像は添付の関連資料を参照


　近年、食生活の欧米化などに伴い子宮体がんが増加しているといわれており、国を挙げてがん検診の受診が推進されています。当社は総合医療メーカーとして、既に上市済みの「ユイノブラシ(R)」（子宮頸部の婦人科用剥離子）や、この度の「ユイノブラシ(R)EM」に続き、今後も検査・診断関連、予防医学関連の製品開発、ご提供を通して、女性のヘルスケアにも貢献していきたいと考えています。
　ニプロは今後も患者さまのQOL（Quality　of　Life）向上はもちろんのこと、医療従事者の皆さまにも安心してお使いいただける、より安全な商品の開発、提供に努めてまいります。