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OKIデータ、プロ市場向け事業強化でSIIから大判プリンター事業を取得
OKI、セイコーインスツルの大判プリンター事業を取得
〜プロフェッショナル市場向けプリンター事業を強化〜
OKIグループのプリンター事業会社OKIデータ(社長:平本隆夫、本社:東京都港区)は、このたび、セイコーインスツル株式会社(社長:村上 斉、本社:千葉県千葉市、以下 SII)との間で、SIIの子会社である株式会社セイコーアイ・インフォテック(社長:坂田 諭、本社:千葉県千葉市、以下SIIT)がグローバルに展開している大判プリンター事業をOKIデータが取得する契約を2015年7月8日に締結しました。
OKIデータとSIIは、OKIデータがSIIの保有するSIIT全株式を取得する株式譲渡契約、およびOKIデータの欧米グループ企業がSII欧米グループ企業の大判プリンター事業・資産を取得する事業・資産譲渡契約に基づき、2015年10月1日に譲渡を完了させる予定です。なお譲渡完了後、現在SIITが提供している大判プリンターなどの商品販売・サービスは、引続きお客さまへご提供いたします。
OKIデータは、新事業領域への高付加価値プリンター事業を成長分野として位置付けており、特にプロフェッショナル市場は重要なターゲットの1つとしています。プロフェッショナル市場における大判プリンター事業は、流通・小売業界を中心とした印字需要で年6%の成長率と見込み、オンデマンド印刷の需要拡大がさらに加速すると考えています。
今回の事業取得によりOKIデータは、SIITが持つ大型のインクジェットサインプリンターおよびLEDグラフィックスプロッターなどの技術・開発力、並びに商品ラインアップ、販売チャネルを新たに獲得することになります。今後、両社の技術・リソースの融合による商品開発を加速し、OKIデータがもつプリンターラインアップに加えて印刷・流通・小売業界向けにワンストップ・ソリューションを提供することで、プロフェッショナル市場でのプリンター事業強化を図ります。
※沖電気工業株式会社、株式会社沖データは、通称をそれぞれOKI、OKIデータとします。
※本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。