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国際石油開発帝石、インドネシアでのサルーラ地熱IPP事業に参画

2015-06-16

インドネシア共和国 サルーラ地熱 IPP事業への参画について


 国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、子会社であるインペックス ジオサーマル サルーラ社を通じ、インドネシア共和国におけるサルーラ地熱IPP(*)事業(以下、本プロジェクト)へ参画することについて、本プロジェクトへの共同出資者である伊藤忠商事株式会社、九州電力株式会社、インドネシアのメドコ・パワー・インドネシア社(以下、メドコ社)、米国のオルマット・テクノロジーズ社(以下、オルマット社)と合意しましたので、お知らせいたします。本プロジェクトは、当社にとってインドネシアにおける初めての地熱IPP事業になります。
 *IPP(Independent Power Producer):独立系発電事業者


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


 本プロジェクトは、インドネシアスマトラ島北スマトラ州に位置するサルーラ鉱区において、世界最大規模の地熱発電所の開発を行なうものです。本プロジェクトは、インドネシア国営石油会社プルタミナの子会社であるプルタミナジオサーマルエナジー社が保有する地熱鉱区を、伊藤忠商事株式会社、九州電力株式会社、メドコ社、オルマット社および当社がそれぞれ保有する子会社及び共同で出資する事業会社(サルーラオペレーションズ社)を通じて共同で開発し、出力約330MW(**)の地熱発電所を建設後、発電する電力をインドネシア国営電力公社(以下、PLN社)へ30年間にわたり売電するものです。昨年開始された発電所の建設に続いて、2016年から段階的に商業運転を開始することを目指しています。
 **予想年間発電量としては日本の一般家庭約70万世帯分の年間電力消費量に相当


 インドネシア政府は、2010年に電力不足の解消を目的に第2次10,000MW電源開発促進プログラムを発表していますが、このプログラムの一環として本プロジェクトが、経済発展の著しいインドネシアの電力供給に貢献し、インドネシア経済の発展に寄与することが期待されています。

 当社は、当社中長期ビジョンで示した成長目標の一つとして、「再生可能エネルギーへの取り組みの強化」を掲げており、我が国においては地熱開発事業や太陽光発電事業を進めております。本プロジェクトへの参画は、かかる成長目標に沿うものであり、当社は今後も、社会に貢献する総合エネルギー企業として、再生可能エネルギーへの取り組みも強化してまいります。

 当社は、事業活動の中核的地位を占めるインドネシアで、東カリマンタン・マハカム沖鉱区における50%の参加権益を保有し、原油・天然ガスの開発・生産事業を実施しているほか、アラフラ海域沖合マセラ鉱区ではオペレーターとしてFLNG方式によるアバディガス田の開発準備作業を推進する等、合計10鉱区にて探鉱・開発・生産事業を展開しております。当社は、今後も当社事業活動の中核的地域であるインドネシアにおいて、積極的に事業を展開してまいります。

 本件による当社連結業績への影響は軽微です。


 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照


以上




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