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ホテルオークラ、トルコにグループホテルの運営管理を行う合弁会社を設立
トルコ共和国アンカラに合弁会社を設立
201年2月「Okura Sarayli Otel Yonetim A.S.(◇1)」(オークラ サライリ オテル ヨネティム)
◇1 合弁会社名の正式名称は添付の関連資料を参照
株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田敏宏)と「Sarayli Turizm A.S.(◇2)」(サライリ ツーリズム)(本社:トルコ共和国 アンカラ、CEO:Mr. Saruhan Sarayli、以下Sarayli)と「MSIC GAYRIMENKUL YATIRIM VE DANISMANLIK TICARET LTD.STI.(◇3)」(エムエスアイシー ガイリメンクル ヤティリム ヴェ ダニシマンリク ティジャレット)(本社:トルコ共和国 イスタンブール、Chairman:鰐渕美恵子、以下MSIC)は、2014年11月5日に基本合意書に調印し、トルコ共和国の首都アンカラに共同出資で、同国内におけるグループホテルの運営管理を行う合弁会社「Okura Sarayli Otel Yönetim A.S.(◇1)」(オークラ サライリ オテル ヨネティム)を2月13日に設立いたしました。
◇2・3 会社名の正式表記は添付の関連資料を参照
株式会社ホテルオークラは、2020年までにJALホテルズによる開発も含め100ホテルの運営を目指しており、うち海外ホテルの占有率を50%まで引き上げることを目標にしております。今後、中国及びベトナムをはじめとする東南アジアやトルコ共和国等の需要拡大が見込まれる地域を中心に、オークラブランドおよびホテルニッコーブランドを集中的に出店し、海外において日本発の優良国際オペレーターとしての知名度を更に向上させてまいります。
なかでも、トルコ共和国は、近年経済成長が著しく、また30歳未満の人口が総人口の半分以上を占めることから、長期的な労働力人口の増加および内需拡大が見込まれるなど、今後とも持続的な経済成長が期待できる国です。また、トルコ共和国は多数の世界遺産、西洋と東洋が融合された独特の文化を有し、国際観光機構のデータによると外国人観光客数が世界第6位(2013年 約3,800万人[※])、とりわけ水路・空路からの外国人観光客数ではスペイン、アメリカに次いで世界第3位(2012年 約3,400万人[※])の観光大国でもあります。さらに地理的にもアジア大陸とヨーロッパ大陸をつなぐ地点に位置し、かつ親日国としても知られていることから、トルコ共和国はホテルオークラが海外における認知度を高め、今後ヨーロッパに展開していくうえで戦略的に極めて重要な地域であります。
このような観点から、今般、同国に集中的に出店を行っていくために現地ローカルカンパニーとの合弁会社を設立いたしました。共同出資者となるSarayliは、トルコ共和国内の不動産業界やホテル開発において優良なノウハウおよび広範なネットワークを有しており、またホテルオークラの強みである「和のおもてなし」や日本文化への理解も深いことから、同国内のホテル展開において最良なパートナーと認識しております。
※出典 国連世界観光機関(UNWTO)
合弁会社は、2017年にホテル開業を予定する「オークラ スパ&リゾート カッパドキア」のほか、アンカラやイスタンブールなどの主要都市を中心に、トルコ共和国内におけるオークラブランドおよびニッコーブランドのホテル開発の支援、ならびに運営管理を行っていく予定です。
【合弁会社概要】
※添付の関連資料を参照
<現在予定している海外の開業ホテルについて>
2015年:ホテル・ニッコー泰州 開業
2018年:ホテル・ニッコー・バンコク 開業
2018年:ホテルオークラマニラ 開業
2019年:オークラ プレステージプノンペン 開業