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杏林製薬、栃木県の新研究開発施設「わたらせ創薬センター」が竣工
新研究開発施設「わたらせ創薬センター」の竣工について
当社の中核子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮下三朝、以下「杏林製薬」)は、かねてより建設中の新研究開発施設が完成したことを受けて、本日、竣工式を執り行いました。新施設を中心とする新研究開発拠点につきましては、名称を「わたらせ創薬センター」とし7月7日より本格稼動する予定です。
杏林製薬は、この度の新施設の建設により、これまで創薬研究所及び開発研究所の2箇所に分散していた国内の研究開発拠点を「わたらせ創薬センター」として開発研究所敷地内(栃木県下都賀郡野木町)に集約しました。これにより、人・組織・システムにおける効率化と連携強化が図られることになり、企業の総合力を一層発揮する体制の構築につながるものと考えています。
また新施設では、研究設備の充実に加えて、研究者の集中力の発揮、独創的な発想力の向上、コミュニケーションの活性化を期待する研究環境の整備として、個室ブースや研究者の交流スペースを効果的に配置するなど設計に工夫を凝らし、研究開発の質の向上とスピードアップを図ります。
当社グループは、「世界の人々の健康に貢献する」という理念の下、この度の新研究開発施設の稼動を機により一層、オリジナル新薬の創製と提供に取り組んでまいります。
【新研究施設の概要】
所在地:栃木県下都賀郡野木町 1848
建物:建築面積7,536m2、延べ床面積20,703m2、地上4階建て
構造:一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造(免震構造)
着工:2014年1月23日
竣工:2015年5月27日
稼動開始:2015年7月7日(予定)
総工費:約78億円
※参考画像は添付の関連資料を参照
以上