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日本オラクル、電力供給の効率性向上など支援する電力網管理システムの最新版を発表

2015-05-25

日本オラクル、電力網管理システム「Oracle Utilities Network Management System」を強化し、スマートグリッド環境における電力供給の効率性と信頼性の向上を支援


 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は、オラクルの電力網管理システムの最新版「Oracle Utilities Network Management System Version 1.12.0.2」を発表します。最新版では、スマートグリッド上の蓄電池、風力発電機や太陽光発電機による再生可能エネルギーを管理対象として拡充し、スマートグリッドの包括的管理が可能になりました。これにより、スマートグリッドを活用した効率的かつ安定的な電力供給を支援し、電力会社のニーズに応えます。

 「Oracle Utilities Network Management System」は、電力会社が管轄地域への電力供給が安定的に実施されているかを監視し、停電が発生した場合は即時に回避策としての供給経路をシミュレーションして実行し、さらに停電箇所が復旧した際には再度もとの経路に戻すといった電力網の監視・管理を行うためのアプリケーション製品です。データベースやミドルウェアなどの技術基盤や公益企業向け業務アプリケーション群「Oracle Utilities」などのオラクル製品は、世界の公益企業2,600社で導入されている実績があり、「Oracle Utilities Network Management System」は、「Oracle Utilities」の重要なコンポーネントの一つです。日本でも、「Oracle Utilities」製品やオラクルの高速データベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」をはじめとする技術基盤を、公益企業向けに積極展開しています。

 従来の「Oracle Utilities Network Management System」は、送電網の監視および制御を行うSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition/監視制御システム)と呼ばれる仕組みを活用し、電力を各家庭、企業や工場などの電力需要者に供給するプロセスの監視と管理を行うための機能を提供してきました。最新版の機能強化により、スマートグリッド上に接続された太陽光発電機、風力発電機や蓄電池なども管理対象に追加し、これらの機器から得られた再生可能エネルギーの電力を監視、管理することも可能になります。

 最新版の「Oracle Utilities Network Management System」では、太陽光発電機、風力発電機や蓄電池などのスマートグリッド上に設置されたSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition/監視制御システム)より電力量のデータを取得、監視、管理します。さらに、これらの再生可能エネルギーによる電力を、電力需要者に最適な供給をするプロセスも提供します。これにより、日本でも今後さらにスマートグリッドが普及した際、電力会社による効率的かつ安定的な電力供給を支援します。

 「『Oracle Utilities Network Management System 1.12.0.2』は、先進的な電力供給管理システムで、スマートグリッド上のデータを柔軟に管理することにより、電力供給における信頼性の向上とコスト削減を可能にします。同製品は、拡張性のあるリアルタイムなデータモデルと最適化された分析エンジンによって、変電所と分散電力の管理の両立が求められる環境で、電力供給の自動化を支援します。これらの機能は、大型ストーム『Sandy』が発生した際に証明したように、世界最高の停電管理システムのひとつである『Oracle Utilities Network Management System』をベースにしています。分散型エネルギーを管理するための仕組みとして、実際の嵐での運用実績に加え、拡張性があり、かつ分散型エネルギーを管理することができる先進的な電力供給システムとして、公益企業のニーズに応えるソリューションです。」とオラクル・ユーティリティ担当シニア・バイスプレジデントゼネラルマネジャーであるロジャー・スミスは述べています。


○日本オラクルについて
 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
 「No.1クラウドカンパニー」を目指し、クラウド環境とお客様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計され、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp


○日本オラクル公式ソーシャルメディアチャネル
 Facebook:http://www.facebook.com/OracleJP
 Oracle Marketing Cloud Facebook http://www.facebook.com/omcjp
 Twitter https://twitter.com/Oracle_Japan
 Oracle Marketing Cloud Twitter https://twitter.com/OracleMktgJapan


○オラクルについて
 オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。
 オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。


 *OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。




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