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JR東日本、風力発電事業の新会社を設立し羽越本線の道川・下浜間に風力発電設備を新設
〜自然エネルギーの利活用の推進・環境にやさしいエネルギーの創出を目指し〜
東北地方を中心として風力発電事業の導入推進に取り組みます
○JR東日本は、地球環境問題への対応を重要な経営課題の一つとして位置づけ、「グループ経営構想∨(ファイブ)〜限りなき前進〜(2012年10月発表)」において、再生可能エネルギーの導入を積極的に推進しています。太陽光発電やバイオマス発電をはじめとした北東北エリアの「再生可能エネルギー基地」化を図るなど様々な取り組みを行っています。
○羽越本線道川・下浜間の当社用地に、かねてより風況調査を実施して準備を行っていた風力発電設備を新設し、環境にやさしいエネルギーの創出(CO2削減)を図ります。
○東北地方を中心に風力発電事業を展開する会社を設立し、地域の皆さまと事業を進めることにより「地域を元気にする“源”」を創り、地域の活性化・地方創生に寄与します。
1.羽越本線道川・下浜間風力発電設備新設
本事業では、日本海沿いの当社で所有する鉄道林用地に、発電規模2MW級の風力発電設備1基を建設致します。当社として初めて行う風力発電事業で設計・施工及び当面の維持管理を当社で行います。
当該地域は比較的風況の良い地域で、風力発電に適するエリアです。
■設備概要
建設予定地:羽越本線 道川・下浜間
主要設備:風車(直径約90m)、タワー(高さ約80m)
発電規模:出力:約2MW×1基
年間発電量:約5,800MWh
(一般家庭約1,600世帯分の年間使用電力量に相当)
建設(予定)スケジュール:着工:2015年秋
営業運転開始:2016年秋
※イメージ画像は添付の関連資料を参照
2.風力発電事業を展開する会社の設立
東日本旅客鉄道株式会社は、再生可能エネルギーの導入推進のため、風力発電事業の企画・立案・開発業務に実績のある「地域エネルギー開発株式会社(社長:大谷 明、本社:東京都港区)」とともに、「JR東日本エネルギー開発株式会社」を設立します。
事業展開にあたり、地元企業等にもパートナーとして参加していただけるような仕組みを作り、地域に根ざした風力発電事業の開発を行っていきます。
今後取り組む事業規模としては、2020年までに秋田県をはじめとした北東北を中心に発電規模で100MW程度(一般家庭約6万世帯分に相当)の稼働を目指します。
■会社概要
商号:JR東日本エネルギー開発株式会社
所在地:東京都港区
設立時期:2015年4月(予定)
資本金:150百万円
事業内容:風力発電事業の企画・開発・運営等
出資比率:JR東日本80% 地域エネルギー開発株式会社20%
会社URL:http://www.jr-energy.jregroup.ne.jp/
※別紙は添付の関連資料を参照