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SAPジャパン、企業情報管理ソリューション「SAP BusinessObjects EIM」など提供
SAPジャパン、SAP BusinessObjectsのビジネスインテリジェンスと企業情報管理ソリューションの最新版を提供開始
高品質かつ精度の高い情報をリアルタイムに収集・分析し、あらゆるモバイル端末からの利用を実現
(SAPジャパンサイト プレスリリース:http://www.sap.com/japan/about/press/press.epx?pressid=14893 )
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャレット・イルグ、以下SAPジャパン)は、「SAP(R) BusinessObjects(TM) Business Intelligence 4.0(エスエイピー・ビジネスオブジェクツ・ビジネス・インテリジェンス)(以下、SAP BusinessObjects BI)」と企業情報管理ソリューションである「SAP BusinessObjects Enterprise Information Management 4.0(エスエイピー・ビジネスオブジェクツ・エンタープライズ・インフォメーション・マネジメント)(以下、SAP BusinessObjects EIM)」を本日より提供開始することを発表しました。
最新版のSAP BusinessObjects BIとSAP BusinessObjects EIMでは、両製品の連携が強化されたことにより、BIシステムへのデータの収集から最終的に構築されたダッシュボードまで、情報基盤全体におけるライフサイクルが可視化され、IT環境の複雑性の軽減とシステム展開期間の短縮を実現します。また、インメモリーコンピューティング技術や、全ての主要なモバイル端末への対応により、お客様は信頼できる正確な情報をオンプレミス、オンデマンドまたはハイブリッド型など、最適な形態でリアルタイムに取得し、経営判断に活用することができます。さらに、正確なビジネスデータとソーシャルデータの両方を確実に活用できるなど、今回発表する最新版には次世代の革新的な技術が採用されています。
最新版のSAP BusinessObjects BIとSAP BusinessObjects EIMの特長は下記の通りです。
◆大量のデータをリアルタイムに取得・分析
SAPのインメモリーコンピューティング・ソフトウェアである、「SAP(R) High−Performance Analytic Appliance (エスエイピー・ハイパフォーマンス・アナリティック・アプライアンス、以下SAP HANA)」との連携により、社内外に存在する複雑化した膨大な量のデータを超高速で取得、分析することができ、迅速な意思決定を支援します。また、SAPが買収したSybase社のカラム型データベース基盤との連携より、ビジネスインテリジェンスのパフォーマンスを大幅に向上させます。さらに最新版のSAP BusinessObjects BIは、SAPの基幹系システムのデータウェアハウスであるSAP(R) NetWeaver(R) Business Warehouseとの連携が最適化されたことで、従来と比較して5倍高速に処理できます。
◆リソースを問わず信頼できる洞察力を導き出すデータ
構造化データや文書、電子メール、ブログや、Twitter(ツイッター)といったソーシャルデータを含む非構造化データなど、あらゆる社内外のデータを仮想的に統合することができます。企業横断型のデータを共通言語で統合管理することができるため、ITユーザーとビジネスユーザーは、単一の環境でデータの分析や監視を行い、完全性・正確性・統一性の評価が可能となります。また、ユーザーは複数からなるソースデータが、どのリソースから取得されたのかを気にすることなく活用することができます。
◆あらゆるモバイル端末から操作性が向上したインターフェースに簡単にアクセス可能
ユーザーはあらゆるモバイル端末からリアルタイムにビジネスインテリジェンスのコンテンツへアクセスすることができます。またインターフェースが刷新され、操作性が大幅に向上しました。最新版のSAP BusinessObjects BIでは、買収したSybase社のSybase Unwired Platformが活用されたことで、モバイルへ包括的なビジネスインテリジェンスのコンテンツを提供し、SAPだけでなく、SAP以外のビジネスアプリケーションの豊富なコンテンツも利用できます。
◆BIとEIMソリューションの統合強化とシステムの拡張性向上
SAP BusinessObjects BIとSAP BusinessObjects EIMの連携強化により、ソースデータの収集・変換からフロントエンドのユーザーの閲覧情報まで、それぞれの段階において内容に変更事項が生じた際に発生する影響度を即時に測定します。システム統合の際にも、従来は手計算で行っていた業務に与える影響度を迅速に見積り、一目でわかる分析結果を得られます。また、従来のSAP製品で管理しているIDを一元管理できるようになり、アプリケーションライフサイクル管理のプラットフォームである「SAP(R) Solution Manager」やアイデンティティ管理ソフトウェアの「SAP(R) NetWeaver(R) Identity Management」とも統合できるため、IT管理者にとってはシステムの運用、監査、権限の管理の負担が軽減されます。さらに、最新の64ビットの採用によりパフォーマンスが向上したほか、オプションで仮想化、Amazonのクラウドサービスに対応したことによりシステムが拡張され、迅速にコストを軽減してシステムの運用を行うことができます。
SAP BusinessObjects BI 4.0とSAP BusinessObjects EIM4.0は、ビジネス・インテリジェンス・ソリューションと企業情報管理ソリューションを統合し、単一のインフラストラクチャー上で展開を可能にする唯一の製品です。SAPジャパンでは、両製品の提供をパートナーと協業し展開していく予定です。
以上
【補足情報】
新しいBAソリューションを含むSAPソリューションを活用する「情報爆発時代における企業経営とITのあり方」を、具体的な事例を交えつつご紹介するセミナーイベントを開催いたしますので、ぜひご来場ください。
■SAP Real−time Computing Summit 2011 Tokyo 基調講演
( http://www.sap.com/japan/0310_real )
●日時:2011年3月10日(木)午後1:00〜2:45
●会場:六本木アカデミーヒルズ49 49階 タワーホール(住所:東京都港区六本木6−10−1)
●登壇者:・SAP Labs シニアバイスプレジデントBIおよびEIMソリューション管理担当 デイブ・ワイズベック
・株式会社野村総合研究所 ヘルスケア・ERPソリューション事業本部 常務執行役員 中村 昭彦様
※なお当日のセッションのうち、以下の3セッションについては、報道関係者の皆様はご聴講いただけませんのでご了承くださいますようお願いいたします。
[1] A−2(4:00−4:45pm)株式会社日立ソリューションズ様
[2] A−3(5:00−5:45pm)協和医科器械株式会社様
[3] C−3(5:00−5:45pm)株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ様/株式会社NTTデータソルフィス様/東洋ビジネスエンジニアリング株式会社様
●SAPジャパンについて
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国109,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。( http://www.sap.com/japan )
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●SAPジャパンのプレスリリース
(SAPジャパン プレスルーム) http://www.sap.com/japan/about/press/index.epx