サカタのタネ、低温短日期で咲くペチュニアの新色「エコチュニア　バーガンディー」を発売

低温短日期で咲くペチュニアに新色、『エコチュニア(R)　バーガンディー』発売
紫色系の定番カラーで春先や秋冬に活躍するツヤと深みがある上品な紫赤色

　＊写真は添付の関連資料を参照

　サカタのタネは、ペチュニア「エコチュニア」シリーズに深みがある紫赤色の新品種『エコチュニアバーガンディー』＝写真＝を追加し、種子とセルトップ苗(R)（※１）を発売します。同品種は、ペチュニアの定番色の紫系で深みがある上品な紫赤色の花色です。また、ビロードのようなツヤがあります。花弁には脈状の模様が入っており、花の中心に向かって花色が濃くなるため、花に立体感があります。同品種の追加により、「エコチュニア」シリーズは白・ピンク・赤・紫系の定番色がそろい、全８品種（８色）となります。
　同シリーズは低温短日期の開花性に優れているため、従来のペチュニアに比べて栽培期間の短縮、暖房費や電気代などの生産コストの低減により、労力が軽減できます。また、早春からの出荷だけでなく、秋の出荷にも向いています。消費者にとっては、従来のペチュニアよりもひと足早く購入でき、株がコンパクトで花つきがよいため、寄せ植えやハンギング等で扱いやすいシリーズです。『同バーガンディー』の追加により、春先のアクセントカラーとして利用できるだけでなく、秋出荷の苗であれば秋冬の景色にあったアンティークカラーとして霜が降りる頃まで楽しめます。このように、季節に合わせた使い分けができるのも魅力です。『同バーガンディー』の希望小売価格（税抜）（※２）は、ペレットシード（※３）が１袋１，０００粒入りで２，４００円、セルトップ苗は４０６穴セルトレー（３８０本保証）が６，０８０円です。受注は、全国の種苗店、JAなどを通じて生産者向けに５月上旬に開始し、発送は種子が６月上旬から、セルトップ苗は１２月上旬から行います。


【参考資料】
　■「エコチュニア」シリーズの概要
　〔１〕ポットへの定植後、５℃程度の設定温度、無電照下の短日条件でも早く開花する。
　〔２〕暖房費、電気代の軽減、栽培期間の短縮ができる、地球に優しい「エコ」なペチュニア。
　〔３〕シリーズ全体の開花がよくそろうため、一斉出荷ができる。
　〔４〕株がコンパクトにまとまり、次々と花が咲く。

　■「エコチュニア」と早期出荷について
　「エコチュニア」シリーズは、ポットに定植した後の栽培温度を従来品種より３℃程度低く設定しても開花が遅れない性質と、無電照下の短日条件（日の長さが一定時間以下）でも早く開花する性質を持ち合わせています。このように低温短日期の開花性に優れていることから、２、３月の早春出荷だけでなく秋出荷にも向いています。暖房費などの生産コストの低減だけでなく、栽培期間の短縮により労力も軽減できます。

　＊参考資料などは添付の関連資料を参照


　※１セルトップ(R)苗：サカタのタネオリジナルのセル成型苗。
　※２価格はすべて希望小売価格（税抜）です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。
　※３ペレットシード（pelleted　seed）：コーティング種子ともいう。細かな種子や形が不ぞろいな種子を、粘土など自然に溶ける被覆資材で包んだもの。粒子を大きく均一にしてあるので、播種機でまきやすくなる。


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